超個人的!AmazonのKindle Unlimitedで読み放題のおすすめ本まとめ。(2025年6月更新)

【2024年8月更新】超個人的!AmazonのKindle Unlimitedで読み放題のおすすめ本まとめ。

AmazonのKindle Unlimitedで苦労するのが、自分の読みたい本を見つけること。

面白い作品自体は無数にあるのですが、公式サイトで検索すると、おすすめとして興味のない本ばかりが出てきて、「それじゃないんだよなあ……」ともどかしくなります。


というわけでこの記事では、Kindle Unlimitedで読み放題の作品の中から、僕の独断と偏見により選んだおすすめの本をご紹介。

小説でもノンフィクションでも漫画でも、気に入った作品はジャンル不問で取り上げていきます。

半分僕の感想みたいになってますが、次の一冊を探す際の参考にしていただけたら幸いです。


※Kindle Unlimitedの対象作品は変更になる可能性があります。ダウンロードの際はご注意ください。(この記事の情報は2025年6月時点のものです)

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Kindle Unlimitedおすすめ本

ノッキンオン・ロックドドア


純粋な謎解きの面白さを味わえるミステリー短編集。

探偵2人がテンポよく事件を解決していくので気持ちよく読めます。

青崎さんの書く文章はとてもきれいで読みやすいですね。

ビブリア古書堂の事件手帖


古書をテーマにしたミステリー。

実在する本を扱ってなぜこんなに物語を広げられるのか不思議なくらいよくできた作品です。

なぜかシリーズ7作全部読み放題になっているので、この機会に一気読みしてほしい。

どうしても生きてる


どうしようもないことを、どうしようもないまま抱えて生きるのもまた人生、っていうことを教えてくれる短編集。

たまにこういうタイプの作品に触れておくと、人として強くあれる気がします。

順風満帆な人生を謳歌している人は、たぶん読まなくて大丈夫です。

永遠についての証明


才能ある数学者が落ちぶれていく様を描いた切ない物語。

数学への愛ゆえに、歯車が狂っていく……。

作中で取り上げられている「コラッツ予想」は現実世界でもいまだに証明されていないので、いつか答えが出るのか楽しみです。

アリアドネの声


地震によって地下空間に取り残された三重苦(見えない・聞こえない・話せない)の女性を最先端ドローンを駆使して救い出そうとする物語。

最近大きな陥没事故があったばかりということもあり、地下に都市を広げるというのは危ないなと思いながら読みました。

ドキドキハラハラにプラスしての展開がお見事です。

交通誘導員ヨレヨレ日記


いろんな職業の生々しい実態を知れる「○○日記」シリーズの第一弾として刊行された本。

「○○日記」シリーズは大体外れなく面白いですが、やっぱり最初の「ヨレヨレ日記」のインパクトは絶大でした。

街でよく見かける交通誘導員の方々が、どんな雇用形態で働き、どんな心持ちで仕事と向き合っているのかがわかり、「お疲れ様です!」と声をかけたくなる一冊です。

あずまんが大王

あずまきよひこ (著)

個性豊かな女子高生たちが主役(高校は共学)のほのぼの4コマ。

大きなドラマはありませんが、力の抜ける緩い感じがたまりません。

個人的にはちよちゃんがかわいくて好き。

現在は1巻だけ読み放題ですが、十分楽しめます。

東京藝大ものがたり

あららぎ菜名 (著)

著者が浪人を経て東京藝大に合格するまでを描いたコミックエッセイ。

主人公が現役で藝大に合格する『ブルーピリオド』とは一味違った、多浪生のリアルな苦悩が綴られています。

途中で出てくるデッサンや色彩構成(白黒だけど)のレベルが高くてビビりました。

スーパーの裏でヤニ吸うふたり


スーパーの常連のさえないおっさんが、店の裏にある喫煙スペースで女性店員と交流を重ねていくマンガ。(これだけ書くと卑猥な話っぽいですが、出てくるのは節度と良識をわきまえたおっさんです)

もう一歩踏み込みそうで踏み込まない2人の距離感が愛おしく、タバコが嫌いでもこのマンガなら許せてしまいます。

個人的には絵が好きで、特に山田さんの笑顔は最高。

Kindle Unlimitedで読み放題なのは1巻だけですが、続きものではないので、それだけでも十分楽しめると思います。

クリスティ・ハイテンション


シャーロック・ホームズを伯父に持つお嬢様、クリスティ・クリスタル・マーガレット・ホープが難事件を解決していくお話です。

コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを下敷きにしつつ、事件をよりコミカルに、テンション高めに描いています。

シャーロキアンには怒られそうですが、僕はどちらかというと本家よりこっちの方が好きかも。

鞭を使いこなす強すぎるメイドさんが最高です。

暴れん坊本屋さん


漫画家兼書店員として働く久世番子さんのお仕事マンガ。

本屋さんの裏側が赤裸々に描かれており、本好き・本屋好きにはたまらないネタが満載です。

かなり昔の作品なので図書券みたいなちょっと古い話もありますが、僕と同世代(大谷翔平と同学年)かそれ以上の人であればわかってもらえると思います。


ちなみに、『暴れん坊本屋さん』は全3巻あり、すべてKindle Unlimitedで読み放題(この記事を書いている時点では)。

我が家には3巻とも紙の本であったのですが、どこかのタイミングで売ってしまい、Kindle Unlimitedで再会。10年以上ぶりに読み返し、改めて笑わせていただきました。


さいごに

冒頭で、Kindle Unlimitedで本を探すのは大変だと書きましたが、その作業も慣れると段々楽しくなってきます。

掘り出し物に出会えたときの感動といったら……。

みなさんも掘って掘って掘りまくって、隠れた名作を見つけ出してみてください。


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