【短歌日記】夢という特殊な思考回路から生まれた歌はバグだ捨てよう

夢という特殊な思考回路から
生まれた歌はバグだ捨てよう


夢の中で素晴らしい短歌を思いついた。が、目覚めると同時に忘れてしまった。こういうとき、アイデア自体は全く思い出せないのに、「傑作ができた」という感覚だけは強く印象に残っているからもどかしい。

ただ、これまでの経験上、仮に内容を覚えていたとしても、起きてから冷静な頭で検証すると、荒唐無稽な駄作であることが多い。もちろん本当に画期的なアイデアであるケースもあるが、夢に頼るのは薬に依存するのと同じで、創作者として終わりだと思う。傑作を生みだしたければ、正々堂々いつもの自分で思考を積み重ねるしかない。