僕は魚が好きで、メインのおかずはだいたい魚です。
タンパク質も豊富で、ごはんにもよく合います。
豆腐も手軽でおいしいですが、ごはんが進みませんからね。
魚はクローン病になる前から好きでしたが、クローン病を発症してからはもっと好きになりました。
魚はクローン病患者にぴったりの食材だと思います。
今回はその理由について書きます。
焼いてしょうゆをかけるだけでおいしい
魚の一番いいところは、調理が簡単にできることです。グリルやフライパンで焼いて、しょうゆをかけるだけで、だいたいどんな魚もおいしく食べられます。
僕の場合は、スーパーで買ってきた魚の切り身を魚焼き用のホイルに乗せて、オーブンレンジで焼いています。
普通のアルミホイルやクッキングシートでもよいですが、魚焼き用のホイルを使うと、焼いた後にくっつかず、きれいにはがれて便利です。
オーブンレンジの機種や魚の大きさにもよりますが、グリル機能で20分くらい焼けば大丈夫です。
切り身なら途中で裏返す必要もありません。
調理器具が汚れないので後片付けも楽ちんです。
EPAやDHAが豊富
魚の脂には、炎症を抑える働きがあるEPAやDHAが豊富に含まれています。クローン病だと、脂質は避けるべきものというイメージが強いです。
実際、肉の脂や酸化した油は炎症を悪化させるので、腸にはよくありません。
ですが、種類によっては体に必要なものもあります。
EPAやDHAは体内で合成できない必須脂肪酸でもあるので、魚の脂は積極的にとるべきだと思います。
もちろん、食べ過ぎはよくないですけどね。
ビタミンDも豊富
クローン病では脂質の摂取量が少ないため、脂溶性ビタミンが不足しがちです。魚には脂溶性ビタミンであるビタミンDが豊富に含まれています。
ビタミンDは歯や骨を丈夫にするのに大事なビタミンです。
クローン病で使うステロイド(プレドニンなど)にはカルシウムを排出する作用があり、骨粗しょう症になる恐れがあります。
骨は一度もろくなってしまうと、回復するのが大変です。
骨折は本当に怖いです。
ビタミンDを摂って骨の健康を維持しましょう。
また、ビタミンDには炎症を抑える作用もあります。
魚はクローン病にぴったりですね。
さいごに
いろいろ書きましたが、僕が魚を好きな一番の理由は、魚がおいしいからです。クローン病ではあっても、自分がおいしいと思うものを食べるのが健康にも良いのではないかと思います。
魚はおいしくて栄養も豊富なのでおすすめです。