Audible(オーディブル)を使っていて、つい見逃しがちなのが、データの容量。
オーディオブックは音声データなので、ファイルのサイズが大きめ。
増えていく本を放置していると、スマホのメモリがどんどん圧迫されていきます。
そこで僕が行っている対処法が、聴いた本をこまめに端末から削除すること。
今回はそのやり方と、実際にどれほどの効果があるのかを解説します。
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削除しても本は消えない
最初に確認しておきますが、スマホからデータを削除しても、本そのものが消えてしまうわけではありません。Audibleで購入したオーディオブックはクラウド上に保存されていて、アカウントさえあればまたいつでもダウンロードできます。
「削除」と聞くとなんだか怖くなりますが安心してください。
スマホの中にデータが残っているのは、例えるなら机の上に本が積み上がっている状態。
「端末からデータを削除する」というのは、その本を本棚に片づけるイメージです。
ちょっとした手間はかかりますが、削除した本も好きなときに取り出せることには変わりありません。
ブックマークで残したメモや再生を中断した位置も、ダウンロードし直したときには元のままの状態になっています。
関連記事:【便利】Audible(オーディブル)で自分だけの目次を作ろう!ブックマーク機能の活用法。
スマホから本を削除する方法
まず、メニューから「ライブラリー」を選び、本の一覧を開きます。そこから削除したいオーディオブックを探し、右上にある縦に点が3つ並んだマークをタップします。
次に、出てきたメニューの中から「端末から削除」を選択。
すると、一瞬でデータの消去が完了!
本の画像の右下にダウンロードマーク(オレンジ色の下矢印)が表示されていればOKです。
「やっぱりまた聞きたい!」という場合は、本の画像やタイトルをタップすると、再びダウンロードが始まります。
節約できる容量はどのくらい?
それでは、端末からデータを削除すると、どれほどの容量を節約できるのか?先ほど解説したとき、実際に本を一冊削除したので、その前後でメモリがどう変化したのかを比べてみましょう。
今回削除したのは、Yuval Noah Harariさんの『21 Lessons for the 21st Century』という本(洋書)です。
再生時間はかなり長めで、11時間41分あります。
まず、削除前のAudibleアプリの状態がこちら。「データ」を見ると、1.82GBとなっています。
そして、本を削除した後のストレージが下の画像。「データ」は1.66GBに減っています。
よって、この一冊を消去したことで増えたメモリの空き容量は、0.16GB(160MB)!
もちろん本の再生時間が長いというのもありますが、それを考慮してもかなり大きいですよね。
今まで全然いじっていなかった人は、聞かない本を消すだけで、スマホのメモリが一気に解放されるかもしれません。
ポッドキャストに注意!
Audibleの中でとくに容量に注意が必要なのが、会員なら聴き放題の「ポッドキャスト(以前のAudible Station)」。毎月たくさんのコンテンツが配信されるので、聞いたまま放置していると大変なことになります。
僕は以前、律義にすべてのコンテンツをダウンロードしていて、スマホの通知で警告が出ました(笑)
関連記事:Audible会員なら聴かなきゃ損!Audible Stationのおすすめタイトルランキング。
ポッドキャストの作品は「0円で購入」という形になるので、普通のオーディオブックと同じく、一度買ったら自分のもの。
Audibleを退会したり端末からデータを削除したりしても、クラウド上にしっかりと残ります。
定期的に端末からデータを消去して、スマホの容量をパンクさせないように気を付けましょう!
さいごに
端末上に本をため込んでしまうのは、Kindleの電子書籍も同じ。油断するとすぐメモリがいっぱいになって、本体から泣く泣く削除することになります。
オーディオブックも電子書籍も、無限に保存できたらいいのになあ……。