僕は学生時代から、よくアルクの英語教材を利用しています。
その中で、とくにお気に入りなのが、『究極の英語リスニング
先日、ついにシリーズ全てをやり終えました!
今回は、この『究極の英語リスニング』について、特徴や使い方を紹介します。
『究極の英語リスニング』とは?
『究極の英語リスニング』は、アルクの出しているリスニング教材。使われている単語のレベルによって、Vol.1からVol.4まであり、難易度は以下の通り。
・Vol.1 1000語レベルで1万語[最初の1000語]
・Vol.2 2000語レベルで1万語[自然な2000語]
・Vol.3 3000語レベルで1万語[深まる3000語]
・Vol.4 6000語レベルで1万語[ネイティブが話す6000語]
各ボリュームに収録されている英文の数は、40~50本。
読まれるジャンルは、日常会話から、ビジネス、旅行、ニュースなどさまざまです。
長さはどれも1~2分くらいで、それぞれ理解度をチェックする簡単な問題が付いています。
3段階で聞き取りの練習
『究極の英語リスニング』では、1つの英文を次の3つのステップで学習していきます。①:ヒントなしでリスニング
②:重要語句を確認してリスニング
③:日本語訳を見てリスニング
もし途中で内容を理解できたらそこで終わってOK。
読まれた英文と問題の答えをチェックします。
英文の長さにもよりますが、①から③までを全部通してやっても、かかる時間は10~15分程度。
短い時間で取り組めるので、忙しい人にはぴったりです。
ちなみに、一応問題はついていますが、内容に関する簡単な質問があるだけで、かなりあっさり。
「がっつり問題を解きたい!」という人には向いていないかもしれません。
いろんな発音が聴ける!
『究極の英語リスニング』では、英文によって読み手(ナレーター)が変わるのが特徴です。イギリスやカナダなど、さまざまな国や地域の発音を聴くことができます。
印象としては、TOEICの試験に近いですね。
たまに癖があって、聞き取りづらいときもありますが、それも大事な練習。
ずっと同じ発音の教材に比べると、より実践的になっています。
面白くて飽きないストーリー
僕がこの教材を気に入っている一番の理由は、読まれる英文の面白さ。内容に工夫が凝らされていて、毎日聞いても飽きません。
ストーリーの随所にユーモアや、ためになる知識がちりばめられていて、楽しく聞き取りの練習ができます。
個人的に最高だったのが、Vol.2の最後の方にあるコメディアンの話。
たくさんのジョークが出てきて、思わず笑ってしまいました。
レベルの違いは気にしなくても大丈夫!
おそらく最初に迷うのが、Vol.1からVol.4までのどれを選ぶか。ただ、正直なところ、使われる単語のレベルが変わっても、リスニングの難易度はそこまで変わりません。
各ボリュームの中でも英文の長さやスピードによってレベルが3段階に分かれていて、そちらの差の方が大きいです。
一冊で幅広い難易度の聞き取り練習ができるので、安心して好きなものを選んでください。
もし、どうしても心配なら、とりあえずVol.2から始めるのが無難ですね。
電子書籍もある
『究極の英語リスニング』シリーズには、紙の本だけでなく、電子書籍版もあります。その場合、音声は無料でダウンロードが可能です。
僕は両方とも使ったことがありますが、電子書籍のメリットは次の通り。
・場所を取らない
・目次から好きなところにすぐ飛べる
・本が勝手に閉じない
特に大きいのは3番目。
紙の本だと、本が閉じないように押さえる必要があって面倒なんですよね。
Kindleなどをもっているなら、紙の本より電子書籍をおすすめします。
ちなみに、AmazonのKindle Unlimitedでは、『究極の英語リスニング』シリーズの一部が読み放題の対象になっています。
Kindle Unlimitedの対象作品は定期的に変わるので、ぜひ確かめてみてください。
【Kindle Unlimited公式サイトはこちら】
いつの間にか便利になったアルコ
音声は、紙の本ならCDが、電子書籍なら無料のダウンロードがついています。音声をダウンロードする場合、再生には専用のALCO(アルコ)というアプリを使います。
このアプリ、当初はとても不便だったのですが、いつの間にかリニューアルされて、使い勝手が非常によくなっていました。
特定の部分だけをリピートできたり、「〇秒戻る」「〇秒進む」の秒数を変更できたり、いろんな機能が追加されています。
僕は以前AmazonのAudible(オーディブル)で購入したオーディオブックを利用していましたが、今ではアルコの方が便利かもしれません。
Audibleの方は逆にコイン制から聴き放題制に変わってしまったので、この『究極の英語リスニング』のためだけに加入する必要はないでしょう。(それでもAudible自体は素晴らしいサービスなのでおすすめ)
さいごに
アルクの『究極の英語リスニング』は、続けやすさを考えると、名前通り「究極」のシリーズだと思います。Vol.1から4まであって、長く使えるのもいいところ。
毎日の聞き取り練習に、ぜひ活用してみてください。
【アルク『究極の英語リスニング』(Amazon)】
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