読書が大好きな僕ですが、なかなか手を出せないジャンルがあります。
それは英語で書かれた本(洋書)です。
学生時代は英語が得意で、テストの点数も割といい方でした。
しかし、いざ洋書を読んでみると辞書を何度も引かなければならず、毎回途中で挫折していました。
それでも、どうしても洋書を楽しみたくて英語の勉強を続けています。
今回は、洋書を読めるようになりたい理由について書きたいと思います。
図書館をもっと活用したい
僕がよく行く図書館には洋書がたくさん並べられています。
そのほとんどが英語で書かれたものです。
図書館で日本語の小説のベストセラーや新刊を借りるのは大変です。
それに比べて、洋書のコーナーは利用者が少ないようで、新しい本や面白そうな本が簡単に借りられます。
そもそも洋書コーナーの存在を知らない人が多いみたいです。
外国語で書かれた本が並べられているのを見るのは楽しいです。
でも、誰にも借りられていないペーパーバックを見ると、これがスラスラ読めたならと悔しい気持ちになります。
また、図書館にはTimeやScientific Americanなどの英語雑誌も置いてあります。
たまにペラペラめくって眺めてみるのですが、難しい単語が多くて深い内容までわかりません。
僕は科学に興味があるので、Scientific Americanの記事がとても気になります。
タイトルで記事が面白いことが伝わってくるので、詳しいところまで読めるようになりたいです。
TimeやNew Youkerも読めたらきっと楽しいはず。
せっかく図書館に行くのなら、和書だけでなく洋書も読んで楽しみを増やしたいです。
原文で作品を読みたい
洋書を読みたいというと、日本語訳を読めばいいと思う人もいるでしょう。
でも、外国語で書かれた作品と日本語に翻訳されたものは同じではありません。
言葉にはそれが使われている国や地域の文化が反映されています。
日本語に翻訳するということは、作品に日本的な考え方やものの見方が混じってしまうことになります。
また、翻訳者によっても表現が変わってきてしまいます。
原文で読めば味わい深い表現も、翻訳するとつまらないものになってしまうかもしれません。
それを考えるとやはり英語で書かれたものはそのまま英語で読んだ方が、作品をより楽しめると思います。
洋書が読めれば世界が広がる
世界で出版されている本で一番多く使われている言語は英語です。
ということは、英語がわかるようになるだけで、読める本が一気に増えることになります。
そして、世界中のより多くの人と同じ文章に触れられることになります。
今はブログやSNSを使って世界中の人々とコミュニケーションが取れる時代です。
文化や生活環境の違う人たちと、同じ本について同じ言葉を使って意見を交わせるのは素敵なことです。
洋書が読めるようになって、もっともっと自分の世界を広げていけたらいいなと思います。