豆腐はクローン病患者の強い味方!でも食べ過ぎには注意。


僕はクローン病患者なので、食事にはかなり気をつかっています。

そんな僕が毎日食べているのが豆腐です。

今回は大好きな豆腐について書きます。


豆腐は貴重なタンパク源

クローン病では炎症がひどくならないように、脂質や消化に良くないものを控える必要があります。

しかし、タンパク質はしっかりとらないといけません。

そこで登場するのが豆腐です。

大豆はそのままだと消化しづらいのですが、納豆や豆腐などに加工することで消化しやすくなります。
とくに豆腐は他の大豆製品に比べて消化・吸収しやすく、おなかに優しいです。

冷奴や湯豆腐などでそのままでもおいしく食べられるのも豆腐のいいところ。

肉や魚と違って、賞味期限が1,2週間と長いので冷蔵庫に常備しておけばいつでも食べられます。


お米に足りないアミノ酸を補える

クローン病患者の多くは主食としてお米を食べていると思います。
僕も1日3食ご飯を食べています。

お米にもタンパク質は含まれていますが、リシンというアミノ酸が少ないのが欠点です。

タンパク質はたくさんのアミノ酸がつながってできています。

アミノ酸の中で、人が自分の体で作れないものを必須アミノ酸といい、食べ物から摂取する必要があります。

お米にあまり含まれていないリシンはこの必須アミノ酸の一つです。

豆腐の大豆たんぱく質にはリシンが豊富に含まれていて、お米の不足分を補うことができます。

ちなみに、豆腐100gには約5gのタンパク質が含まれています。

良質なタンパク質がおいしく食べられておなかにも優しいなんて、豆腐は素晴らしい食材ですね。


食べ過ぎには注意!

いいことずくめの豆腐ですが、もちろん食べ過ぎはよくないです。

豆腐にも脂質が含まれていて(100gあたり約3g)、食べ過ぎるとクローン病患者が避けるべき脂質の摂り過ぎになります。

また、健康に良いといわれている大豆イソフラボンも、摂り過ぎると体に悪影響を及ぼします。

栄養士さんの話では、1日に大きめの豆腐1丁分(約300g)くらいまでにしておくのがよいとのことです。

冷奴やみそ汁で毎食のように食べている僕はちょっと危ないかもしれません。

豆腐はおいしくてついつい食べ過ぎてしまうので気を付けたいです。