まだ20代だけど、老後破産が心配になったので勉強してみた。


僕はまだ20代。でも、クローン病でまともに働けていないので、経済的にかなり不安です。

そこで、Kindle Unlimited読み放題で見つけた『貯蓄ゼロでも最悪のシナリオを避けられる 脱・老後破産マニュアル』という本を読んでみました。

老後はまだまだ先の話ですが、お金や働き方について考え始めるのはやっぱり早い方がいいみたいですね。


貯蓄より老後の収入源確保が大事


この本では、タイトルにある通り、老後までにいくら貯めるかは重要視されていません。

その代わりに提案されている対策が、老後も収入を維持すること。

どれだけお金を持っていても、死ぬまでに必要な金額は定かでないのがその理由です。

確かに、自分が何歳まで生きるのかはわからないですし、貯金を切り崩しながらの生活はストレスになりますからね。

老後も「収入≧支出」をキープできれば安心なのは間違いないです。

定年後も働いて、年金などと合わせて生活費を確保するのが一番。

そのためにも、今からスキルを身に付けたり、年金でいくらもらえるか調べておくのが大切ですね。


保険は当てにしない


他の多くの本でも書かれていますが、民間の高い保険に入るのは止めるべきですね。

医療制度は日々変わるのに、契約内容は基本そのままなので、病気になってもお金が返ってくる保証がないですから。

貯蓄型の保険だとインフレのリスクもあります。

心配なら掛け捨ての安い保険くらいでいいんじゃないでしょうか。

著者がすすめているように、保険に入ったと思って自分で銀行に積み立てておくほうがよさそうです。

そうすれば、どんな病気のときも対応できて、健康ならそのまま使えます。ある意味最強の保険ですね。

日本は国の保険制度がしっかりしているので、内容を把握してきちんと手続きすればそれほど大きな問題にはなりません。

リスクを気にしすぎて、保険で貧乏にならないようにしましょう。


やっぱり健康でいることが一番


お金や仕事も大事ですが、結局最後は「健康が一番」という結論になりますね。

健康でさえいれば、働き続けることは可能ですし、何より介護や医療にお金がかかりません。

ただ、僕はクローン病なので、ここが最大の悩みどころ。

今はクローン病が難病に指定されているおかげで、治療費が安く済んでいますが、この先どうなるかわかりません。

どうにかして治ってくれるといいんですけどね。

このままだと無事に老後を迎えられるのかも不安です。


さいごに


20代の僕にとって老後はまだ先の話ですが、親のことや自分の持病のことを考えると、何かしておかなければ落ち着きません。

不安を少しでも軽くするために、利用できる制度やお金について勉強して、早めに対策を練っておきたいです。