クローン病患者にはおなじみのエレンタール。その特徴といえば強烈な甘さです。
毎日飲み続けるとトラウマになりますね。
僕はエレンタールを飲み過ぎて、甘いものが嫌いになってしまいました。
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あんなに好きだったのに……
クローン病になる前は、僕は甘いものが大好きでした。朝食後には砂糖たっぷりのココアを飲み、おやつには菓子パン、夕食後には欠かさずアイスを食べていました。
あんこが好きで昼食をおしるこで済ませることも。今思い返すとなかなかひどいですね。
それなのに、クローン病と診断され、エレンタールを飲み始めてから、体が甘いものを受け付けなくなりました。
大好物だったメロンパンも、今では食べると気持ち悪くなります。楽しみが減って残念です。
もちろん、一番ダメなのはエレンタール。もう二度と飲みたくないです。
甘い料理もダメ、だけど果物は大丈夫
嫌いになったのはお菓子やジュースだけではありません。肉じゃがや卵焼きなどの料理も、甘さがきつく感じられます。以前は普通に食べていたんですけどね。
エレンタールの影響は思ったよりすさまじいです。甘さへの恐怖が体に深く刻み込まれてしまったみたい。
ただ不思議なことに、梨や桃などのフルーツは特に問題なく食べられます。
甘さの種類がエレンタールとは違うんでしょうか？
理由はわかりませんが、果物がおいしいと思えるのはうれしいです。
体にはいいのかも
甘いものが食べられなくなったのは寂しいですが、健康にとってはプラスです。クローン病だと薬の影響もあって、虫歯や糖尿病になりやすいですからね。糖分を控えるのは大事なことです。
無理してお菓子やジュースを我慢するよりは、嫌いになってしまってよかったと考えるべきなのかもしれません。
甘いもの以外にもおいしい食べ物はたくさんあるので、今の味覚に合った新しい食事スタイルを見つけていきたいです。
さいごに
エレンタールを飲み始めたころは、まずいというよりむしろおいしいと思っていました。けれど今では、あの甘さを思い出すだけで食欲が失せます。なんで以前は普通に飲めていたのか信じられません。
人の味覚って、意外と簡単に変わるんですね。
もう甘いものはいらないので、これからはお米や魚、野菜などの食材にこだわって食事を楽しもうと思います。
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