日本人は「l」と「r」の区別が苦手だといわれます。
たしかに、発音するのも聞き分けるのも難しいですよね。
僕も長いこと英語を学んできましたが、いまだに自信がありません。
でも、英語を使うなら「l」と「r」は区別できないとまずいと思います。
今回はその理由について書きます。
単語が覚えられない
英語を勉強する上で問題になるのがこれです。readとleadなど、「r」と「l」だけが違う単語ってたくさんあります。
こういう単語を覚えるとき、2つの区別ができないとモヤモヤしますよね。
さすがにreadとleadくらいなら何とかなりますけど、難しい単語が増えてくるときついです。
読み方のわからない漢字を覚えようとするのと同じ感覚です。
たしかに、見れば違いわかるので、書いて覚えれば何とかなります。僕もいままでそうしてきましたし。
でも、「読む」「書く」だけじゃなく、「聞く」「話す」ときにも単語が区別できれば覚える機会が増えてずっと効率的です。
僕は「l」と「r」がはっきり区別できるようになれば、英語の能力が飛躍的にアップするのではないかと期待しています。
文脈に頼る?
「l」と「r」のどちらかわからなくても文脈で判断すればいい、という話があります。よく聞くのがlice(シラミ)とrice(お米)の例です。
でもこれって、ちょっと極端すぎじゃないですか?
シラミなんて日本語でもほとんど使いません。
「ライス」といえば文脈がなくたって、だいたいお米のことだと分かりますよ。
むしろ文脈や状況だけで判断できないパターンの方が多いと思います。
rightとlightとか、ややこしい組み合わせを考えたらきりがないです。
そもそも、文脈に頼って単語の意味を推理するんだったら、英語を学ぶ意味がないですよね。
わからないことをなくすために勉強しているんですから。
外国人の名前
外国人の名前には「l」や「r」が入っていることが多いです。RechardとかAlexとか。そういう人が仕事や学校で一緒になる機会もあると思います。
そんなときに「l」と「r」がうまく発音できないと困ります。
誰だって自分の名前を間違って呼ばれたらいやですよね?
そんな人とは仲良くなれないし、仕事もしたくなくなります。少なくとも第一印象は最悪です。
これはかなり致命的なことだと思います。
これからは海外から人がたくさんやってくるでしょうし。
外国人と仲良くするためにもrとlは区別できないといけないです。
おわりに
「l」と「r」は区別すべきだ、と偉そうに書きましたが、僕もそんなに自信はありません。この2つに限らず、英語は母音も子音も日本語にないものばかりなので難しいです。
読み書きだけでなく、聞いたり話したりして、英語をうまく使いこなせるよう頑張ります。