近所のスーパーでポイントカードを作ったら、粗品としてラップをもらいました。
その名も「やさしいラップ」。
ラップはよく使うので、喜びながら帰宅。
ところが、さっそく使ってみると、残念なことに粘着力が弱いことがわかりました。
「やさしいラップ」は環境に優しい
説明を見ると、「やさしいラップ」は燃やしても、ダイオキシンの原因となる塩素ガスを発生しないとのこと。
ダイオキシンは発がん性のある物質で、人体や生態系に悪影響があります。
燃やしてもダイオキシンの発生につながらないなら確かに環境に「やさしい」です。
でも、主な原料はポリエチレンなので、粘着力はかなり弱め。
ぴったり皿にくっつかず、ちょっと残念。
粘着力まで「やさしい」必要はないんですけどね。
他のラップは?
僕が普段使っているラップはサランラップ（旭化成）かクレラップ（クレハ）です。
どちらもテレビコマーシャルでよく目にするので、使っている家庭は多いと思います。
これらのラップは原材料に塩素が含まれていて、燃やすとダイオキシン発生の原因になります。
使い勝手はよいのですが、環境には優しくなさそうです。
環境をとるか、便利さをとるか
サランラップやクレラップは環境にはやさしくないかもしれません。
でも、丈夫で切りやすく、粘着力もしっかりしていて、とても使いやすいです。
「やさしいラップ」とどちらがいいかと言われたら、環境に良くないと分かっていても、サランラップやクレラップを選ぶでしょう。
あなたならどっちを選びますか?
環境を大事にするか、便利さを優先するかはなかなか難しい問題です。
「やさしいラップ」を使いながら、よく考えてみたいと思います。
ちなみに、生協などでは、環境に優しくて使い勝手もよいラップを売っているそうです。
もちろん、値段は高めですけどね。
さいごに
「やさしいラップ」は粘着力こそ弱いですが、環境に優しい、素晴らしいラップだと思います。無料でもらえたことに感謝して、大切に使いたいです。
