僕はクローン病のため働くことができず、もうずいぶん長く家族のお世話になっています。
すると、たびたび感じるのが、周囲への罪悪感。
自分が悪いわけではないのに、何もできないことを申し訳なく思ってしまうんですよね。
今回は、僕がやっている、罪悪感を軽くする方法を3つ紹介します。
何か1つ家事を担当する
まず大事なのは、日々の生活の中で、自分の役割を作ること。
何でもいいので1つでも家事を担当すると、家族に貢献できて、気持ちがずっと楽になります。
手や体を動かしていると気も紛れますからね。
ちなみに、僕がやっているのは皿洗い。食器がきれいになっていくのは気持ちいいですよ。
体調が悪いときでも、お皿一枚は洗うようにしています。
小さなことかもしれませんが、何もしていないのに比べたらだいぶ違いますね。
勉強する
資格や語学の勉強をするのもいいですね。
働かずに家にいると、自分の成長を感じる機会は少なくなります。
なんだか周りに置いて行かれたような気がするんですよね。
勉強をすれば、時間を無駄にせず前に進んでいる実感が得られます。
やることがあったほうが、生活にもメリハリが生まれますし。
個人的なおすすめは英語学習。
「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」、とやることがいろいろあって飽きません。
まあ、僕が好きなだけなんですけどね。
無料の学習アプリも充実していて、お金をかけすに勉強できます。
「ありがとう」を言いまくる
僕はどんな小さなことでも、人に何かしてもらったら、必ず「ありがとう」と言うようにしています。
これはなかなかおすすめですよ。
感謝の気持ちを言葉に出すと、自分も相手も幸せな気持ちになれます。
簡単ですが、効果は抜群です。病気だとつい暗くなって、口数も減りがちですし。
ちょっと言い過ぎるくらいがちょうどいいと思います。
ただ、絶対に「ごめんなさい」や「すみません」と言っちゃダメ!
何も悪いことをしていないのに、謝る必要なんてありません。それでは相手もうれしくないはず。
癖になっているなら、「ありがとう」と言い換える練習をしましょう。
さいごに
病気になると人に頼ることが多くなって、つい自分を責めがちです。
でも、困ったときに助けてもらうのは当たり前。誰だって一人では生きていけませんからね。
支えてくれる周囲に感謝して、無理せずできることをやればいいと思います。