Kindle本の場合、購入した作品はAmazonのクラウド上に保存され、何冊でも自由に本を所有できます。
しかし、Kindle端末の本体となると話は別。
Kindle本体のメモリの容量には限りがあり、クラウド上にある本を、すべて端末にダウンロードしておくわけにはいきません。
僕は定期的にメモリの空き具合をチェックして、すぐに読まない作品は端末から削除するようにしています。
というわけで今回は、Kindle本体の空き容量の確かめ方や、端末からの本の削除方法をご紹介。
こまめに本を整理して、Kindleを快適に使いましょう!
Kindleの空き容量の確認方法
Kindle端末の容量がどれくらい残っているかを確かめるには、最初にホーム画面の「設定」アイコンをタップします。
次に右上の「すべての設定」を選択。
出てきたメニューの中から「端末オプション」を選びます。
次の画面で、「端末情報」を選択。
すると、Kindle端末のMACアドレスなどの情報とともに、「使用可能な容量」が表示され、メモリにあとどのくらいの空きがあるのかがわかります。
Kindle端末の種類やバージョンによっては、画面の仕様が若干異なるかもしれません。(画像が暗いのは僕の写真技術の問題です)
容量が少なくなると……
Kindleの残り容量が減ってくると、単に新しい本がダウンロードできないだけでなく、以下のような事象が発生します。
・突然画面がフリーズして動かなくなる
・検索結果が表示されるのに時間がかかる
・ページの切り替わりが遅くなる
要するに、機器の動作が全体的に重たくなってしまうわけですね。
僕は以前、画面が固まって動かなくなる症状が頻発し、「そろそろ寿命かな?」と思ったのですが、端末からいらない本を削除したところ、見事に改善。
本の検索や画面遷移も一気にスムーズになって感動しました。
不要なデータがたまり過ぎると動きが鈍くなるのは、スマホやパソコンと同じ。
Kindleの調子がおかしいと感じたら、メモリの容量不足が原因ではないか疑ってみてください。
すぐに読まない本は端末から削除!
Kindleで購入した本は、Amazonのクラウド上に保存されており、一度端末から削除しても、好きなときにまたダウンロードすることが可能です。
なので、Kindleの空き容量が少なくなってきたら、読まない本は躊躇せず端末から消してしまいましょう。
本を削除するときは、まずホーム画面の「マイライブラリ」をタップします。
開いた画面で「ダウンロード済み」を選択すると、現在端末に入っている作品の一覧が表示されます。
端末から本を削除するには、いらない本の表紙画像の右下の「点が縦に3つ並んだマーク」をタップ。
出てきたメニューから「端末から削除」を選べばOKです。
ちなみに、ライブラリ画面右上の「絞り込み」を押すと、既読・未読の本がそれぞれ何冊あるのかがわかり、どちらか一方だけを抽出して表示することもできます。
電子書籍は買っただけで満足して放置しがちなので、手つかずの本がないかは暇なときにチェックしておくのがおすすめ。
無料本とかセール本とか、まとめてたくさんの作品をダウンロードすると、うっかり存在自体すら忘れますからね。
未読の本が知らぬ間にひっそり増えていく「デジタル積ん読」には要注意です。
さいごに
僕の使っているKindle Paperwhiteはメモリが8GBのタイプですが、容量が足りないと思ったことはありません。
まあ、いつでもクラウドにアクセスできるのなら、端末には20~30冊くらい入れば十分ですね。
Kindleのメモリは身軽に保って、すっきりとした気持ちで読書生活を楽しみましょう。