特定医療費受給者証の更新手続き。遅れて支払いが悲惨なことに……

受給者証更新!


先日、ようやく新しい特定医療費(指定難病)受給者証が届き、クローン病患者として認定されました。

無事、次の通院に間に合って一安心。

なかなか送られてこないので、ひやひやしました。

実は以前、更新の手続きが遅れて大変なことになったんです。

今回はその体験談を書きます。

受給者証なしで病院へ


前回の更新時、病院に書いてもらう書類がなかなか返ってこず、手続きが遅れてしまいました。

申請するとき、保健センターの職員さんに尋ねると、次の通院には間に合わないとのこと。

「一度、自分で払うことになりますが、後から戻ってくるので大丈夫ですよ」と言われました。

そうして迎えた受診日当日。「まあ、1回くらいなんとかなるか」と、念のため期限切れの受給者証を手に病院へ。

このときはまだ、深刻には考えていませんでした……


支払額は26万円!


いつも通り、採血や注射、先生の問診を終えて、いよいよ会計。

名前を呼ばれ、「やっと帰れる」と思いながら、窓口で請求書を受け取りました。

すると、そこには衝撃の金額が……

なんと、26万円!

一瞬目を疑いました。

実は、僕がクローン病の治療で使っている、「ステラーラ」という薬は、1回約80万円(10割負担)もするんですよ。

採血や他の薬もあって、3割負担でも26万円と高額になってしまったんです。

それまでは、自己負担の上限が1万円だったので、薬の値段はそこまで意識していませんでした。

こんなに高いとは……


クレジットカードで何とかセーフ


手術も入院もしていないのに、あまりに高額だったため、会計係の人もびっくり。

「大丈夫ですか?」ときかれました。

全然大丈夫じゃない!

とりあえず期限切れの受給者証を見せて、事情を説明しましたが、やはり一度は自分で支払わないとダメとのこと。

しょうがなく、その場はクレジットカードで支払い、帰ってから口座にお金を振り込みました。

カードがあってよかった!


お金が戻ってきたのは半年後……


その後、新しい受給者証が届き、すぐに払い戻しの手続きをしました。

結構な大金ですからね。しっかり請求しましたよ!

申請時には、「お金が戻るまで、3か月から半年くらいかかります」と言われました。

そして……実際にお金が振り込まれたのは半年後!

お、遅い……

まさか本当に半年もかかるとは思いませんでした。

もうちょっと早くならないんでしょうかね?待ちくたびれましたよ。


さいごに


受給者証の更新手続きは、遅れるとかなり面倒なことになります。

後でお金が戻ってくるとはいえ、ずいぶん先になってしまいますからね。

わざわざ払い戻しの申請をするのも手間ですし。

ということで、更新手続きはお早めに!

案内が来たら、すぐに必要な書類を集めましょう。