Kindleにある機能、Word Wiseをご存知ですか?
難しい単語の意味を自動で表示してくれて、英語学習にとっても役立つんです。
Kindleで洋書を読むなら、使わないなんてもったいない!
Word Wiseとは?
Word Wiseは、英語のKindle本を読んでいるときに、難しい単語の上に、簡単な意味を自動で表示する機能。
日本語の訳ではなく、やさしい英語で言い換えてくれるのが特徴です。
たとえば、果樹園を表す「orchard」だと、「place to grow fruit trees」といった具合。
日本語の小説でいうルビ(読み仮名)のように、単語の上に小さな文字で説明が出てきます。
単語をタップする必要がない!
Word Wiseのメリットは、いちいち自分で単語を選ばなくていいこと。
普通の辞書機能だと、わからない単語があった場合、それを指でタップしないと意味を調べることができません。
でも、これってなかなか面倒ですよね?
反応が鈍かったり、辞書が開くまで時間がかかったりしてイライラします。
Word Wiseは、ページを開いた瞬間に、難しい単語に自動で意味が表示されるので、とても楽。
途中で止まることなく、スムーズに英文が読めます。
難易度は調節可能
自動で意味が表示されると、「ごちゃごちゃして読みにくいのでは?」と思うかもしれません。
が、それは大丈夫。
自分の英語力に合わせて、表示される英語の量を変えることができます。
レベルは5段階。少なくするほど、難しい単語にだけ意味が出てくるようになります。
一番上のレベルだと、かなりすっきりしますよ。
一冊の本の中では、同じ単語が繰り返し登場することが多いので、読み進めるごとに表示される量を少なくできるのは助かります。
ちなみに、表示の調節は、「設定」ボタンからはできません。
本を読んでいるときの画面右下、「Word Wise」の文字をタップして行います。
「設定」メニューでは、オンとオフの切り替えしかできないので注意!
表現力が鍛えられる
Word Wiseでは、単語の意味が別のやさしい英語で説明されていて、自分で英語を書くときの参考になります。
知っている単語でも、「そうやって言い換えられるのか!」と驚くことも多いです。
日本語訳だと伝わらない、微妙なニュアンスの違いもわかって、表現の幅が広がりますよ。
英語力に自信のある人でも、新しい発見があること間違いなし!
とりあえず使ってみるのがおすすめです。
Word Wiseが使えない本もある
Word Wise機能は、使える本と使えない本があります。
『赤毛のアン(Anne of Green Gables)』やシャーロックホームズシリーズなどの有名作品が無料で読める、AmazonClassicsでは、基本的に利用可能。
Kindle Unlimited読み放題の対象のハリーポッターシリーズもWord Wiseに対応しています。
ちなみに、もともと非対応でも、Kindle本になってからある程度時間が経つと使えるようになる場合があります。
たとえば、僕の大好きな『What If?』は、購入時はダメでしたが、今ではWord Wise対応になりました。やったね!
What If?: Serious Scientific Answers to Absurd Hypothetical Questions (English Edition)
posted with カエレバ
Randall Munroe Houghton Mifflin Harcourt 2014-09-02
さいごに
Word Wise機能は、自分で調べることなく単語の意味がわかってとても便利。
僕はだいぶお世話になっています。
みなさんもぜひ活用して、英語学習に役立ててください。