【患者力】病院で採血を受けるときに、血管を出しやすくして失敗を減らす方法。

採血をスムーズに!_病院で採血を受けるときに、血管を出しやすくして失敗を減らす方法。


僕は持病のクローン病の検査のため、月に1度病院に通っています。

そこで毎回苦労するのが、採血。

血管が細くて、針がなかなかうまく入らないんですよね。

何度も失敗されると痛くて泣きそうになります。


今回は、看護師さんに聞いた、採血をスムーズに済ませるために患者ができることをまとめました。

病院に行く機会が多い人は参考にしてみてください。



①:カイロで手や腕を温める

採血の失敗を減らすために大事なのが、手や腕を温めること

血行が良くなれば、血管がよく出て、針が入れやすくなりますからね。

普段から手が冷えている人は、季節に関係なく、病院にカイロを持参して、事前に温めておきましょう


ちなみに、僕は看護師さんたちの間で、「採血が大変な人」として警戒されているらしく、いつも温めたジェルパッドを渡されます。

先日は、「これ使うのは〇〇さんくらいですよ~」と言われてしまいました。

なんだか申し訳ない……



②:腕を動かす

道具が何もないときは、とりあえず腕を動かすだけでも効果あり。

手を下におろして、血液を送り込むイメージで、大きくグー、パー、グー、パーと繰り返すといいそうです。

簡単にできるので、順番待ちの間にやってみてください。

ちょっとしたことでも、痛みが軽減されるなら儲けものですよ。



③:体重を増やす

採血をしやすくするための根本的な方法は、体重を増やして、腕に筋肉をつけること。

ムキムキになる必要はありませんが、やせ気味の人は、食事量を増やしつつ、体を鍛えるのをおすすめします。

血行を良くするには下半身の筋肉も重要なので、日ごろからの運動を心がけるとよいですね。


実体験として、僕は以前栄養失調で長期入院したとき、腕から採血ができず、何度も足に針を刺されました

回復するにしたがって、採血で失敗する回数が減っていったのを覚えています。

みなさんも、食べ過ぎだけでなく、体重の減りすぎにも気を付けてください。


大事なこと:イライラを口に出さない

採血を失敗されると、つい文句を言いたくなりますが、これは絶対にやめたほうがいいですよ。

看護士さんを緊張させてしまい、逆効果ですからね。

ベストな状態で採血してもらうのが最優先。

心の中で早く終わることを願いつつ、笑顔で痛みを乗り切りましょう!


ちなみに、ネット上では「採血 失敗 謝り方」で検索している人も多いみたいです。

看護士さんも大変だなあ……



さいごに

がん治療や遺伝子操作など、医学はどんどん進歩しているのに、採血はなぜか痛いまま。

早く画期的な方法が開発されるとうれしいですね。

研究者や医療関係者の方々、お願いします!