受給者証を見せたら美術館が無料に!難病患者にもたまにはいいことがある。

受給者証のメリット_特定疾患受給者証を見せたら美術館が無料に!難病患者にもたまにはいいことあるね。


クローン病患者として、毎年欠かさず更新してきた特定医療費(指定難病)受給者証。

使えるのは病院だけだと思っていたら、意外なメリットがありました。


美術館が無料に!

僕の家の近所にある美術館では、通常の展示を見るのに、大人だと200円かかります。

それが、難病患者だと無料!

受給者証を提示するだけで、お金を払わずに入場できるんです。

「暑いから美術館で涼もう」と思って開館時間を調べていたら、偶然情報を発見して驚きました。

いやー、本当にありがたいですよね。


もちろん、その後すぐに美術館へ直行。

カウンターで受給者証を見せたら、係員の方が「どうぞ」と笑顔で通してくれました。

まあ、本当にタダなのか、内心ドキドキでしたけど。


展示室には、ダリやミロなど、有名な画家の絵がたくさんあって感動。

生で見る芸術作品のオーラに圧倒されました。

お金がかからないなら、月に1回くらいは行ってもいいかもしれませんね。


博物館も無料!

美術館が無料ならもしかして……

と思って調べてみたら、期待通り博物館もタダでした。

こちらも通常大人200円のところが、受給者証があれば無料。

今度暇なときは、ぜひ足を運びたいです。


ちなみに、ほかの施設に関しても検索したのですが、お得な割引は見当たりませんでした。

そんなに都合はよくないか(笑)


ただ、地域によって、だいぶサービスは異なるみたい。

中には交通費の補助が受けられる自治体もあってうらやましいですね。

僕の住んでいる地域では、障がい者手帳が必要な場合がほとんど。

難病患者としてはちょっと残念です。


受給者証の正式名称は昔と違う

そういえば、難病患者の受給者証の名前って、いつの間にか変わりましたよね?

僕がクローン病の診断を受けた当初は「特定疾患医療費受給者証」でしたが、現在は「特定医療費(指定難病)受給者証」が正式名称です。

ネットでいろいろ調べていたら、今と昔の名称がごちゃ混ぜになっていました。

割引の条件に昔の名称が使われていると、ちゃんとサービスが適用されるのか不安。

そもそも、最近制度を知った人は以前の呼び方を知らない可能性もあるので、きちんと修正しておいてほしいです。


さいごに

美術館や博物館はあまり実用的ではないですが、少しでもメリットがあると嬉しいですね。

「健康」は無理でも、「文化的」な生活は送れそう。

難病患者なりに、明るく生きていくぞ!


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