僕はリスニングの練習を兼ねて、毎日英語のポッドキャストを聞いています。
ポッドキャストは基本的に無料なので、英語の音に慣れるにはもってこいの教材です。
しかし、ポッドキャストは番組の数が多過ぎ!
自分に合うものを見つけるのが大変なのが現状です。
というわけで今回は、僕がよく聴くお気に入りのポッドキャストをご紹介。
興味のあるポッドキャストがあれば、ぜひチェックしてみてください。
英語ポッドキャストおすすめ5選
① CNN 5 Things
英語のニュースが聴けるポッドキャストはいろいろありますが、僕のイチ押しはCNNです。ポイントは、時間の短さ。
タイトル通り毎回5つの話題を取り上げて、5分前後のコンパクトな時間で解説してくれます。
さすがにそれくらいなら、集中力がなくても踏ん張れますよね。
平日には毎日複数回更新されるので、いつ聞いても最新の情報が聴けるのも魅力です。(土日はお休み)
また、話されている英語は、スタンダードなアメリカ英語。
はっきりした発音で、ナチュラルスピードの英語にしては非常に聞き取りやすいです。
個人的には、こんな風に英語がしゃべれたら理想的だと思います。
参考:CNN 5 Things
② Words and Their Stories
単語やイディオムなど、英語表現の意味や由来、使い方を解説するポッドキャスト。元々「VOA Learning English」というVOA(Voice of America)の英語学習ポッドキャストのコーナーの一つで、それが独立した別番組として配信されています。
きっとそれだけ、評判が高かったのでしょう。
実際、わかりやすいだけでなくユーモアもあって、聴いていて飽きないポッドキャストです。
週1回更新で、時間は5~7分前後。
僕はとても気に入って、過去回までさかのぼって、再生できる分は全て聴き通しました。
参考:Words and Their Stories
VOAの英語学習者向けポッドキャストは、どれも話すスピードが超ゆっくり。
あまりにスローなので、僕はいつも1.2倍速にして聴いています。
しかし、この「Words and Their Stories」だけは、確かにしゃべりは遅いはずなのに、そのままの速度で再生しても、たいして違和感を感じません。
ナレーション技術の問題なのか、いろんな意味でうまく作られているポッドキャストです。
③ Science Friday
「Science Friday」は、その名の通り、毎週金曜日(日本時間だと土曜日)に更新される科学をテーマにしたポッドキャスト。基本的にはインタビュー形式で、司会のIra Flatowさんがゲストの科学者に質問をしながら話が進んでいきます。
内容は「身近な科学の疑問」みたいな感じではなく、どちらかというと時事的な色合いが強め。
環境問題や宇宙開発など、話題になっている科学トピックについてその道の専門家に疑問をぶつけていくパターンが多いです。
もちろん、一般のニュースでは扱われないような目新しい研究もたくさん取り上げられていて、たまに日本人の名前が出てくると誇らしい気持ちになります。
参考:Science Friday
英語学習的な観点からすると、科学用語が頻出するので、リスニングの難易度は高いかも。
ただ、科学系の英単語は意味がはっきりしていて、話の内容は案外追っていきやすいのではないかとも思います。
僕の場合、理科系の英語は割と得意で、政治・経済系の英語が苦手。
まあ、一括りに「英語」といっても、どんな分野が好きかは人それぞれですね。
④ TED Talks Daily
プレゼン動画でおなじみ「TEDトーク」の音声だけバージョンです。過去のTED動画を中心に、プレゼンやインタビューがポッドキャスト用に再編集されて配信されています。
ぶっちゃけ本家の動画を見た方が早い気もしますが、僕は画面を見るのが面倒(目も疲れる)ので、ポッドキャストの方が好みです。
参考:TED Talks Daily
一点覚えておいてほしいのは、TEDの登壇者は必ずしも英語ネイティブとは限らないということ。
TEDでは国籍を問わず様々な国や地域の人が講演をするので、全員が流暢な英語を話せるわけではありません。
単純に発音が下手だったり(頑張りは伝わるけど)、癖がすごかったりして、聞き取りが困難なプレゼンにもちょくちょく遭遇します。
我慢して聴いてもつらいだけなので、序盤で「こりゃダメだ」と思ったら、無理せず切り上げて潔くスルーしましょう!
⑤ Grammar Girl
「Words and Their Stories」が非ネイティブのリスナーを想定したポッドキャストなのに対し、Grammar Girlは主に英語を母国語とする人向けの英語学習ポッドキャスト。番組名は「Grammar Girl」ですが、文法に限らず、発音や欧米の文化、物語の創作法など幅広いテーマを扱っています。
さすがにネイティブ向けなので、話すスピードは早め。
あまりにマニアックな話題だとついていけなくなるので、僕はタイトルを見て面白そうな内容のときだけ聴いています。
正直ちょっとレベルが高いですが、普段から英語を使っているネイティブがどこに疑問を感じるのか、どんなミスをしがちなのかを知るのは楽しいですよ。
参考:Grammar Girl
ちなみに、各回の終わりには「familect」という、身内でしか通じない言葉を紹介する視聴者投稿コーナーがあります。
「familect」はfamily(家族)とdialect(方言)を組み合わせた造語。
幼い子どもの言い間違いから生まれた言葉など、ほっこりする「家庭内方言」が多くて和みます。
配信日時は時差に注意!
海外のポッドキャストを聴くときは、日本との時差に注意しましょう。たとえば、アメリカが提供元の場合、毎週火曜日夕方更新のポッドキャストは、日本時間だと配信が水曜日になります。
とくにニュース系のポッドキャストでは、朝聞くとキャスターが前日の日付を読み上げるので、「あれ、古いニュース?」と勘違いしがち。
大丈夫、それはただの時差ですよ!
日本とアメリカ、イギリスの時差は、大体でいいので頭に入れておくことをおすすめします。
さいごに
心理学やライフハックなど、今回紹介した以外にも、英語のポッドキャストにはさまざまなジャンルの番組があります。
英語学習は、自分の興味・関心のある分野から攻めるのが鉄則。
勉強のためと肩肘張らず、素直に「楽しい」と思えるポッドキャストを探してみてください。
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