超個人的!AmazonのKindle Unlimitedで読み放題のおすすめ本まとめ。(2024年10月更新)

【2024年8月更新】超個人的!AmazonのKindle Unlimitedで読み放題のおすすめ本まとめ。

AmazonのKindle Unlimitedで苦労するのが、自分の読みたい本を見つけること。

面白い作品自体は無数にあるのですが、公式サイトで検索すると、おすすめとして興味のない本ばかりが出てきて、「それじゃない!」と叫びたくなります。


というわけでこの記事では、Kindle Unlimitedで読み放題の作品の中から、僕の独断と偏見により選んだおすすめの本をご紹介。

小説でもノンフィクションでも漫画でも、気に入った作品はジャンル不問で取り上げていきます。

半分僕の感想みたいになってますが、次の一冊を探す際の参考にしていただけたら幸いです。


※Kindle Unlimitedの対象作品は変更になる可能性があります。ダウンロードの際はご注意ください。(この記事の情報は2024年10月時点のものです)

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Kindle Unlimitedおすすめ本

最後の医者は桜を見上げて君を想う


なんとしてでも命を救おうとする福原と、最期を穏やかに生きるために死をも肯定する桐子。

相反する考えを持つ2人の医者が、余命わずかの患者たちと向き合っていく医療ドラマです。

目次を見るだけで結末を悟ってしまうかもしれませんが、そこも含めて素晴らしい作品。

泣けます。

八月の銀の雪


科学の知識がふんだんに盛り込まれた心温まる短編集。

あくまでも物語が主役で、理系っぽさが鼻につかない絶妙な塩梅が素晴らしいなと思います。

同じ著者の『月まで三キロ』も読み放題の対象になっているので、ぜひどうぞ。

ぎんなみ商店街の事件簿(Brother編、Sister編




同じ事件でも異なる視点から推理すると見えてくるものが変わってくる、という仕掛けのミステリー。

Brother編、Sister編どちらも読み放題になっているので、交互に読み比べながら楽しんでみてください。

順番はどちらが先でも問題ないです。

パンどろぼう


パン屋さんからパンを盗んでいくのは「ルパン」ではなく「パン」。

ほっこりする絵ながら、まさかの展開につい声を出して笑ってしまいました。

話もキャラの表情もインパクト抜群で、大好きです。

夜間飛行

サン=テグジュペリ (著), 二木 麻里 (翻訳)

サン=テグジュペリといえば『星の王子さま』が有名ですが、個人的なイチ押しはこちら。

飛行機が嵐に巻き込まれるという緊急事態にも関わらず、その焦燥を感じさせないほど静かで透き通った文章。

小説ってこんなにきれいに書けるのか、と驚かされる作品です。

1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編


短編の名手として知られるO・ヘンリーの作品集。

表題作の『賢者の贈り物』が有名ですが、それ以外にも思わず唸るような作品がたくさん収録されています。

どの話にもきっちりオチがついていて、楽しく読めるのが魅力です。

交通誘導員ヨレヨレ日記


いろんな職業の生々しい実態を知れる「○○日記」シリーズの第一弾として刊行された本。

「○○日記」シリーズは大体外れなく面白いですが、やっぱり最初の「ヨレヨレ日記」のインパクトは絶大でした。

街でよく見かける交通誘導員の方々が、どんな雇用形態で働き、どんな心持ちで仕事と向き合っているのかがわかり、「お疲れ様です!」と声をかけたくなる一冊です。

視力を失わない生き方


「○○すれば目が良くなる!」みたいな健康本とは異なり、主に眼科で行われている外科的な治療について解説した本。

白内障や緑内障などの目の疾患がどのような病気なのか、目のどこで何が起こっているのか、病院ではどんな対処がなされるのかが具体的にわかり、とても勉強になりました。

たぶん読んだ人の9割以上が「超上級の眼科外科医なんてどうやって探すんだよ!」と思っていそうですが、それは僕にもわかりません(泣)

農家はもっと減っていい


ビジネスとしての農業の本来あるべき姿、現状の問題点、そこから導かれる自営農家の経営戦略について、熱く語り尽くした一冊。

これから農家を目指す人はもちろん、一般の消費者としても、社会人としても、知っておくべき情報がたくさん載っています。

僕は就農する気は全くないけど、著者の歯切れのよい語り口にワクワクしながら読みました。

東京藝大ものがたり

あららぎ菜名 (著)

著者が浪人を経て東京藝大に合格するまでを描いたコミックエッセイ。

主人公が現役で藝大に合格する『ブルーピリオド』とは一味違った、多浪生のリアルな苦悩が綴られています。

途中で出てくるデッサンや色彩構成(白黒だけど)のレベルが高くてビビりました。

クリスティ・ハイテンション


シャーロック・ホームズを伯父に持つお嬢様、クリスティ・クリスタル・マーガレット・ホープが難事件を解決していくお話です。

コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを下敷きにしつつ、事件をよりコミカルに、テンション高めに描いています。

シャーロキアンには怒られそうですが、僕はどちらかというと本家よりこっちの方が好きかも。

鞭を使いこなす強すぎるメイドさんが最高です。

暴れん坊本屋さん


漫画家兼書店員として働く久世番子さんのお仕事マンガ。

本屋さんの裏側が赤裸々に描かれており、本好き・本屋好きにはたまらないネタが満載です。

かなり昔の作品なので図書券みたいなちょっと古い話もありますが、僕と同世代(大谷翔平と同学年)かそれ以上の人であればわかってもらえると思います。


ちなみに、『暴れん坊本屋さん』は全3巻あり、すべてKindle Unlimitedで読み放題(この記事を書いている時点では)。

我が家には3巻とも紙の本であったのですが、どこかのタイミングで売ってしまい、Kindle Unlimitedで再会。10年以上ぶりに読み返し、改めて笑わせていただきました。


さいごに

冒頭で、Kindle Unlimitedで本を探すのは大変だと書きましたが、その作業も慣れると段々楽しくなってきます。

掘り出し物に出会えたときの感動といったら……。

みなさんも掘って掘って掘りまくって、隠れた名作を見つけ出してみてください。


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