2月に読んだ本の中から、よかった作品を3つ選んで紹介します。
今月はKindle内に積読していた本をたくさん読みました。
よかった本トップ3(2026年2月)
第1位:ぼくのメジャースプーン
公序良俗のリミッターを外した道徳の時間みたいな作品。
人を罰するとはどういうことか、復讐には何の意味があるのか、答えのない問いを正面から考えさせられました。
重苦しい内容で積極的に「読んで!」とは薦めづらいけど、いつか誰かに理不尽に傷つけられたとき力になってくれそうな一冊です。
第2位:木挽町のあだ討ち
全ての章が登場人物による語りで構成されており、時代小説に対する苦手意識が吹き飛ぶほど読みやすかったです。
芝居小屋の人々の話を聞いていくうちに仇討ちの印象が変化していく魅せ方、それを支えるそれぞれの人生の厚み。
義理人情で紡がれる時代劇の面白さを存分に味わえました。
第3位:デフ・ヴォイス
昔読んだ有川浩さんの『レインツリーの国』とは違った角度で聴覚障害者の実相に迫った作品。
家の近くに聴覚特別支援学校があって、道端で子どもたちが手話で談笑している姿をよく見るのですが、とんでもないスピードで手を動かしていて、後付けの学習ではとてもあんな風にはなれないなと感じます。
生まれて初めて身につける言語が「手話」だというのは、一体どんな感覚なのでしょう。
作中では聴覚障害者たちに立ちはだかる困難よりも、彼らのコミュニティにおける連帯や軋轢をしっかり描いているのが印象的でした。
さいごに
読んだ本全ての感想を書いていないのは、つまらなかった本についてコメントするのが難しいから。批判的なことを書くと角が立つし、よいところだけ褒めても嘘っぽいし、なかなかうまい対処法が見つかりません。
いまだにブログのスタンスは固まっていないので、これからも読書記録のつけ方は揺れそうです。
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