英語を学ぶ上で大事なのが、できるだけたくさんの文章を読むこと。
初心者の場合は、単語のやさしい子ども向けの本から始めるように言われます。
ただ、有名な児童書であっても、大人にとってはつまらない作品が多いのが正直なところ。
誰でも一度は挫折した経験があるのではないでしょうか?
そこで今回は、僕が自信を持っておすすめできる洋書の児童書を、3つ紹介します。
どれも傑作なので、あなたもきっと楽しめるはず!
①:Diary of a Wimpy Kidシリーズ
主人公のGregが書いた「絵日記(本人いわくjournal)」という設定で、少し間の抜けた家族や変わり者の友人たちとの日常が描かれています。
コミカルな絵と、笑いのセンス抜群の文章で、思わず吹き出してしまう面白さ。
英語が苦手でも、楽しく読める作品です。
ちなみに、『Diary of a Wimpy Kid』シリーズは、この記事を書いている時点では13巻まで出ていて、現在もまだ続いています。
本屋さんの児童書コーナーでも見かけたので、日本の子どもたちにも人気なのかな?
②:The Curious Incident of the Dog in the Night-time
自閉症の男の子が、近所の庭で犬が殺されているのを発見し、事件の謎を解こうと奮闘する物語です。
でも、この作品、よくある推理物ではありません。
けなげな少年の行動の先には、衝撃の真実が待ち受けています。
子ども向けの本とは思えない切なすぎる展開に、僕はちょっぴり泣いてしまいました。
犯人が誰なのか考える楽しさと、犯人がわかった後のハラハラ感で、最後まで一気に読んでしまうこと間違いなしです。
ただし、英語のレベルはやや中級者向け。
初心者には少し難しいかもしれませんね。
③:The Mysterious Benedict Society
飛び抜けた才能を持った子供たちが、悪事をたくらむ謎の組織に立ち向かうお話です。
優れたひらめきとリーダーシップを兼ね備えたReynie、驚異の身体能力を持つKate、人並外れた記憶力のSticky、謎の女の子Constance Contraireの4人が、それぞれの個性を生かして活躍します。
子どもたちが難題をみごとにクリアしていく様子は、読んでいて気分爽快!
「そんな解決策があったのか!」と思わず感心してしまいます。
ちなみに、使われている英語は優しくて読みやすいですが、かなりのページ数があります。
随所に謎解き要素があるので、ゆっくり考えながら読むのがおすすめです。
さいごに
海外の児童書には、大人でも思わずうなってしまうような、素晴らしい作品がたくさんあります。子ども向けだからといって、ためらう必要はありません。
どんどん読んで、英語力を伸ばしましょう!