Amazonのオーディオブックサービス、Audible(オーディブル)。
ラインナップが豊富なのはうれしいですが、作品がたくさんあり過ぎて、どれから聴いたらいいのか迷いますよね?
そこで今回は、僕が実際にAudibleで聴いてよかったビジネス書を5つ紹介します。
次の一冊を選ぶときの参考にどうぞ!
【Audible公式サイトはこちら】
世界を変えた10冊の本
ニュース解説でおなじみの池上さんが、世界に大きな影響を与えた本を10冊選んで紹介しています。
個人的に印象に残ったのは、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』。
なぜか著者は男性だと思い込んでいたので、女性ならではの苦労があったと知り、本に対するイメージが大きく変わりました。
本の内容だけでなく、書いた人物や時代背景も学べるのは楽しいですね。
他にも、宗教、経済についての解説はわかりやすく、頭にスッと入ってきました。
「そういう話題はちょっと苦手」という人にこそ聴いてほしい一冊です。
史上最強の哲学入門
地下闘技場で哲学者たちが議論バトルを繰り広げるという、なんとも突飛な設定の哲学入門書です。
冗談交じりの楽しい解説で、哲学者たちの生い立ちや主張を学べます。
普通の堅苦しい哲学書とは違って、ストーリー性のある構成で、つい先が聴きたくなる面白さでした。
表紙の絵はちょっときつめですが、それで避けてしまうのはもったいないです。
人生は楽しいかい?
ロシア特殊部隊の教え、「システマ」を小説形式で紹介した本です。
ストーリーの内容は、冴えないサラリーマンが、謎の白人男性に出合い、彼の出す指令をクリアしながら成長していくというもの。
複数の登場人物を演じ分けるナレーションは見事で、まるでドラマを見ているような気分でした。
これぞオーディオブック!という感じですね。
題名は自己啓発本っぽいですが、特殊部隊の教えというだけあって、考え方は現実的。
どんな物事にも動じない心構えが身に付きます。
人を操る禁断の文章術
効果的な文章の構成方法や話題の選び方など、人を思い通りに動かすためのテクニックが解説されています。
違いを実感できる具体例も満載で、読んですぐにブログで試しました(笑)
文章に苦手意識がある人でも、きっと書くのが楽しくなりますよ。
ちなみに、この本で紹介されている、文章の書き方の3大原則は次の通り。
・あれこれ書かない
・きれいに書かない
・自分で書かない
これを読んで「えっ!?」と思った人は要チェックです。
勝ち続ける意志力
最後のおすすめは、梅原大悟さんの『勝ち続ける意志力』。梅原さんは、ゲームをプレイすることでお金を稼ぐ「プローゲーマー」という職業を日本に広めた第一人者。
この本では、梅原さんの生い立ちと仕事の裏側がリアルに語られています。
戦うゲームが変わっても勝ち続けなければならないプローゲーマーの過酷さには、畏敬の念すら抱きました。
好きなことに打ち込む苦労と、その先にある喜びが伝わってきて、胸が熱くなる一冊です。
さいごに
Audibleのナレーションはどれも感情がこもっていて、たとえビジネス書でも、聴いているだけでワクワクします。文章も映像もないのに、臨場感がすごいですよね。
次は何を聴こうか、今からもう楽しみです。