僕はブログを書くときには、できるだけ具体的な言葉を使うように心がけています。
読者に共感されやすく、刺さる文章にするためです。
実際、どのブログ本を見てみても、たいていは同じようにアドバイスされています。
ところが、『内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術』という本を読んだところ、会話の場合、抽象的に話した方がよいとの記述が……
具体的と抽象的、その使い分けは?
抽象的に話すメリット
『内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術』は、広く浅くではなく、少数の人とだけ「ピンポイント」で人脈を作る方法について書かれた本です。その人脈術の一つとして、抽象的に会話をすることが挙げられていました。
抽象的に話すメリットは、
・多くの人が会話に参加しやすい
・想像力がかきたてられる
という点。
著者は例として、「電車で読めるニュースアプリ」を「文字情報に頼らないニュースアプリ」に言い換えて議論が活発化した話を紹介しています。
「電車」という具体的な言葉をなくすと、電車が身近でない人でも意見を述べることができ、出てくるアイデアの幅も広がるというわけです。
ブログとはどこが違う?
抽象的に話すメリットについては納得できたのですが、一体ブログとはどこが違うのか?ブログも会話するように書くのが普通なので、単に文章かどうかの差ではないはずです。
僕なりに考えてたどり着いたのが、言葉の目的。
ブログは自分の持っている考えを伝えるものですが、本の中で挙げられていた例は、相手から意見を引き出すための会話でした。
つまり、すでに何か考えがあるのか、これから新しく生み出したいのかの違いです。
というわけで、僕の結論は、
アイデアを伝えたい・・・具体的な言葉を使う
アイデアを生み出したい・・・抽象的な言葉を使う
です!
さいごに
僕は現在無職なので、人脈術の本を読んでも生かせる部分が少ないのが残念ですね。早く働きたいなあ……
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