スポーツの日本代表で日本人離れした外見の選手が活躍しているとモヤっとする問題。原因は差別意識ではなくて……

スポーツ観戦でもやもや_スポーツの日本代表で日本人離れした見た目の選手(ハーフ)が活躍しているとモヤっとする問題。原因は差別意識ではなくて……


ラグビーのワールドカップで、日本代表が快進撃を見せました。

結果は史上初となるベスト8進出!

今までラグビーに興味がなかった僕も興奮しました。


ただ、どうしても気になってしまうのが、選手の顔ぶれ。

「この人本当に日本人?」という見た目の選手がたくさんいました。


最近のスポーツ界では、外国人選手に加えて、生まれや育ちは日本でも外国の血を引く選手が日本代表として活躍しています。

彼らのおかげで、日本が盛り上がっているのは確か。

でも、なんだかモヤっとするのは僕だけでしょうか?


差別意識はない

最初にはっきり言っておきますが、僕は別に差別意識があるわけではありません。

見た目は違っても、彼らも同じ日本人です。

ハーフだったり、両親が海外出身だったりするだけで、内面は生粋の日本人という選手も多いですからね。

日本代表として頑張ってくれるなら、喜んで応援したいです。


そもそも、アメリカなどの多民族国家では、ずっと前から黒人と白人が一緒にプレーしています。

スポーツ以外に関しても、日本はもっと多様性があってもいいと思うくらいです。


モヤモヤの正体は?

では、なぜ外国の血を持った選手に対して、心に引っかかりを感じるのでしょうか?

僕の結論は、彼らのフィジカル(身長や筋力)が、平均的な日本人に比べて、圧倒的に上だからです。

ハーフの選手が活躍する姿を見ていると、やはりスポーツには生まれ持った身体能力が欠かせないのだと痛感させられます。

心のどこかにある、「体格のハンデは努力やチームワークで覆せる」という理想が、崩されてしまうのです。


この感情は、劣等感とはちょっと違います。

たとえば、映画やドラマの主役に美男美女ばかりが選ばれていると、うらやましくはなくても、なんだかなあ、と思いませんか?

僕が日本人離れした外見の選手に感じるモヤモヤは、この感覚に近いです。

彼らの活躍を見ていると、スクリーンでいまいちの顔立ちの役者が主役になれないように、スポーツの世界では、いまいちな体格の日本人は主役になれないような気がしてしまいます。


素直にスポーツを楽しめないこの虚しさ、いつか消えてくれないかな……


さいごに

ここまで文章を書いてみて、「日本人」という言葉の定義はややこしいと改めて思いました。

国籍なのか、出身地なのか、血筋なのか……

スポーツを観戦するときには、難しいことを考えるのはやめて、「日本頑張れ!」とシンプルに応援したいですね。


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