母がやたらと薦めてくるので、映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(日本語吹き替え版)を見ました。
小学生のころ、ハウステンボスで作品をもとにしたアトラクションに乗ったことはあるんですが……。
ストーリーは全く知らず、「タイムスリップもの」くらいの認識でした。
今さらながら映画を鑑賞して、感慨にふけっています。
旅の目的とタイトルの意味
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に関しては、昔からずっと引っかかっていることがありました。それが、過去に戻る話なのに、なぜタイトルが「future(未来)」なのか。
映画の冒頭のシーンを見て、長年の疑問がついに解消。
過去にタイムスリップしたのは、意図せずのトラブルだったんですね。
何とかして元の時代に戻りたいから、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」というわけか……。
僕はてっきり、今の自分を変えるためとか、誰かを救うためとか、明確な目的があって過去に飛んだのかと思っていました。
過激派テロリストの襲撃は驚きでしたが、予定調和でない唐突さは好きです。
ここでも主役は山寺さん
僕が見た吹き替え版では、主人公であるマーティの声を山寺宏一さんが担当していました。「どこかで聞いたことのある声だな」と思っていたら、案の定。
山寺さんが主役を張りすぎていて、洋画の吹き替え声優は人手不足なのかと錯覚してしまいます。
ちなみに、僕は昔「おはスタ」を見ていて、山寺さんは声優ではなく、ただの「陽気なおじさん」のイメージでした。
山寺さんは神がかり的な技術と実績を持ち合わせているのに、近寄りがたさが全然ないのがすごいです。
個人的に彼の声が一番しっくりくるのは、エディ・マーフィーかな。
騒がしい結末
タイムマシンが出てくる作品の見どころは、時間旅行をした結果、元の時代がどうなっているのか。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、未来がだいぶ変わっていて、なんだか落ち着きませんでした。
一応ハッピーエンドではありますけど……。
弱々しかったお父さんが急にしっかり者になってしまうのは、少し寂しい気がします。
しかしながら、息つく間もなく次の時間旅行に出発する展開は、疾走感があって最高!
続編も作られていますが、ここで終わってもいいな、と思える気持ちいいラストでした。
でも、やっぱりPart2は見たい(笑)
さいごに
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には細かい伏線がたくさんあるらしく、映画を見た後、母から熱心に解説されました。これ、もう1回見ないとダメなパターン?
おそらく半年に1回はテレビで放送してくれるはずなので、次回に備えてしっかり予習しておきます。
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