僕が考える雨の日の自転車通勤の完全装備。いかにして靴を濡らさないかが重要です。

僕が考える雨の日の自転車通勤の完全装備。いかにして靴を濡らさないかが重要です。


残念なことに、現在僕が働いている職場では、交通費が全く支給されません。

そのため、毎日自転車で通勤しているのですが、大変なのが雨の日。

自転車通勤だと、少し天候が荒れただけで、ハードな戦いを強いられます。


今回は、僕が試行錯誤の末にたどり着いた、雨の日の装備をご紹介。

ここまで対策しておけば、天気が悪くても安心です。


100均のカッパはNG

まず、肝心のカッパ(レインコート)ですが、ここは絶対ケチらない方がいいです。

とくに100均のカッパは防御力が低すぎて、自電車通勤には不向き。

僕はいくつか試しましたが、悲惨な結果に終わりました。


安いレインコートの一番残念なところは、フードの作りの甘さ。

自転車だと風の抵抗をもろに受けるので、フードがしっかりしていないと、簡単に後ろに吹き飛びます

パーカーみたいに被せるだけのタイプは、すぐ外れてしまい、全く意味がありません。


そもそも、100均で売られているレインウェアは、パッケージの裏に「自転車に乗ってはいけません」と注意書きがあるものがほとんど。

僕は気づかずに着てしまいましたが、実際、裾がひらひらして危なかったです。

大きな事故につながりかねないので、100均のカッパで自転車に乗るのは避けた方が無難です。


カッパの条件

僕が考えるに、自転車通勤用のカッパに求められる、最低限の条件は以下の3点です。

・上下がわかれている(ポンチョタイプはNG)
・手首、足首の部分にしぼりがある
・フードが固定でき、透明なつばが付いている


僕の探した限りでは、まともなカッパは安いものでも2000~3000円はします。

若干高く感じますが、普通の洋服の値段を考えると、きっとそれくらいが妥当なんでしょうね。

たまに、「安い!」と思ったら、上下どちらか片方しか入っていなかったりするので、購入の際はお気を付けください。


あと、カッパを買うときに注意すべきなのが、サイズ。

冬に防寒着の上から着ることを考えて、少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。

僕の場合、ワークマンに行ったら、わざわざ商品を袋から出して試着させてくれました。

ネットでの購入が不安な人は、お店に足を運んでみるといいかもしれません。


参考までに、僕の購入したカッパはこちら。(下の画像)

丈夫な設計で着心地もよく、名前通り大変「満足」な商品でした。

買うときはそこまで意識していなかったけど、実際に着てみると、裏地がメッシュになっているありがたみがわかります。
ちなみに、僕は小柄なので、Mサイズがぴったり。

ユニクロのウルトラライトダウンの上からでも、問題なく着用できます。


靴はビニール袋で防御

カッパを準備したら、次に大事なのが、靴をどうやって守るのか。

いろいろ試した結果、僕はビニール袋を採用しています。

使い方は、カッパを着て靴を履いた状態で、

① 片足を靴ごとビニール袋に突っ込む
② カッパの裾をまくる
③ ビニール袋をなるべく高い位置で洋服のズボンの上から縛る
④ 袋の空気を抜いて、カッパを下におろす
⑤ ゴムバンドをつま先から通し、靴とビニール袋を固定する


重要なのは、靴をビニールでカバーした後、その上からカッパをかぶせること。

ここに隙間ができると、カッパのズボンから伝わった雨で、靴やくつ下が濡れてしまいます。

ビニール袋を、カッパの内側のできるだけ高い位置で縛るのがポイントです。


また、ビニール袋を装着すると、靴が滑りやすくなるので要注意。

自転車に乗っているときは問題ないですが、歩くときはゆっくり慎重に。

僕の場合、底がでこぼこしたウォーキングシューズを履いているおかげか、そこまで動きづらい感覚はないです。

ビニールの上からゴムバンド(ゴムひもを輪っかにしたやつ)をはめると、引っかかりができて滑りが軽減されます。


シューズカバーはいまいち

靴の雨対策と聞けば、真っ先に思い浮かぶのが、シューズカバー。

しかし、個人的には、シューズカバーはあまり好きではありません。

理由は、

・サイズの融通がきかない
・内側も外側も汚れるので、繰り返し使うのに気が引ける

といった感じ。

まあ、僕が購入した商品が値段の割に役に立たなかったのが大きいんですけど(笑)

もし自転車通勤用にシューズカバーを買うなら、丈が高めで、しっかり口を閉じられるものを探しましょう。


ただ、やはり衛生面からすると、汚れたカバーを何度も装着するより、ビニール袋を使い捨てにした方が安心。

ビニール袋は環境に悪いと批判を浴びそうですが、本当に必要な場面での利用は問題ないと思います。


手にはポリ手袋

「そこまでするか?」と思われるかもしれませんが、雨が本降りのときは、手にポリ手袋をはめるのもおすすめです。

とくに、ポリ手袋が絶大な効果を発揮するのが、冬の寒い日。

冷たい雨が直接手に当たらないだけで、快適さが全然違います

ビニール素材は風を通さず、自転車に乗る場合においては、布製の手袋よりも優秀な気がしますね。

ポリ手袋はスーパーやドラッグストアに売っているので、ぜひ一度試してみてください。


さいごに

雨の日の自転車通勤はひと苦労で、職場にたどり着いただけで疲れます。

それでも、衣服や靴が濡れなければ、少しは気分がマシなはず。

対策を万全にして、悪天候でもテンション高くいきましょう!


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