AmazonのKindle Unlimitedでは、『ハリー・ポッター』シリーズが、日本語でも洋書でも読み放題になっています。
しかし、商品ページを見てみると、なぜか英語版の1巻目、『Harry Potter and the Philosopher's Stone』だけは読み放題の対象外。
僕はずっとKindle Unlimitedでは2巻目からしか読めないのだと思っていました。
ところが、最近Kindleストアで本を探していたら、別バージョンの『Harry Potter and the Philosopher's Stone』が読み放題なのを発見!
これでやっと、英語でのシリーズ読破に挑戦できます。
【Kindle Unlimited公式サイトはこちら】
読み放題版は挿し絵が動く!
Kindle Unlimitedで読み放題になっている『Harry Potter and the Philosopher's Stone』がこちら。ホグワーツ行きの列車とフクロウの絵が表紙です。
どうして僕は今まで気がつかなかったんでしょう?
Kindleストアでは関連本として読み放題ではない版ばかりおすすめしてくるので、たどり着くまで時間がかかってしまいました。
また、Kindle Unlimitedの対象の『Harry Potter and the Philosopher's Stone』は、「Kindle in Motion」という特殊な仕掛けが施された本。
なんと、魔法学校にある肖像画のように、挿し絵のイラストが動きます。
Kindle in Motionの作品は他にもいくつかありますが、「ハリー・ポッター」ほど世界観にマッチしたものはないですよね。
ただ、残念なことに、Kindle in Motionが発動するのは、スマホやタブレットなど、液晶を備えた端末のみ。
僕の使っているKindle Paperwhiteでは、文章自体は問題なく読めますが、画像は静止したままです。
せっかくなので、僕はスマホのKindleアプリで絵の動きを確認しながら読み進めています。
2巻目以降は同じシリーズが読み放題
2~7巻目は、日本語訳で読み放題になっているものと同じ表紙のシリーズが、英語版でもKindle Unlimitedの対象になっています。
一応確認してみましたが、やっぱり1巻目だけは、現在もKindle Unlimitedの表示がありません。
改めて見ると、「ハリー・ポッター」は、巻によってページ数にかなりの差がありますね。
商品ページに書かれている「紙の本の長さ」はそれぞれ以下の通りでした。(電子書籍なので、あくまでも目安です)
児童書にしては、4~6巻目のボリュームがえげつない……。
僕は読むのが遅いので、シリーズ全部で1年くらいは楽しめそうです。
ちなみに、比較として日本語版の「紙の本の長さ」を書いておくと、こんな感じ。
・ハリー・ポッターと賢者の石:462ページ
・ハリー・ポッターと秘密の部屋:509ページ
・ハリー・ポッターとアズカバンの囚人:574ページ
・ハリー・ポッターと炎のゴブレット:557ページ
・ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団:1362ページ
・ハリー・ポッターと謎のプリンス:1008ページ
・ハリー・ポッターと死の秘宝:565ページ
一般的な洋書と同じく、日本語訳の方が英語版よりも、ページ数は多めです。
Kindleだと厚さがわかりませんが、本屋さんに置いてある全巻セットは、圧倒的な存在感を放っていました。
さいごに
Kindle Unlimitedでは、「ハリー・ポッター」の本編だけでなく、作中に出てくる教科書や、著者が書いた裏話をまとめた本も読み放題になっています。
これほど設定の作り込みが緻密だと、英文を丁寧に読み解いていく甲斐がありますね。
英語と一緒に、少しは魔法も習得できたらいいのになあ。