加入する健康保険が変わったので、特定医療費(指定難病)受給者証の変更手続きをしてきました。
役所でのやり取りは久しぶりであたふた。
次回また似たような手続きをするときに備えて、必要だった書類や申請までの流れを書いておきます。
ついに親の扶養から脱出
今回手続きが必要になったのは、親の扶養から抜け、自分の雇用主(派遣会社)の健康保険に入ったから。
一応、1年前から同じ場所で働いてはいたのですが、勤務時間が20時間ちょいだったため、社会保険(健康保険と厚生年金)の加入対象には該当せず。
それが、今年になって特例の「5要件」を満たしたため、このタイミングでの切り替わりとなりました。
20代後半にして、やっと親の扶養から脱出!
まだフルタイムの仕事は無理ですが、自立への一歩を踏み出せて、少し誇らしげな気分です。
手続きに必要な書類
受給者証の変更手続きに必要な書類は、ネットで調べてもよくわからなかったので、直接保健センターに問い合わせて確認しました。
コロナ対応で忙しいのではと心配しましたが、意外とあっさり電話がつながり一安心。
担当者から持参するように言われたものは、以下の通りです。
・現在の特定医療費受給者証
・新しい保険証
・身分証明書(免許証など)
・マイナンバーカード(通知カードでも可)
・非課税証明書(住民税非課税の場合のみ)
・ハンコ(念のため)
非課税証明書は、住民税を払っている人は不要。
僕はずっと親の扶養に入っていたので当然非課税だと思っていたのですが、被扶養者でも収入によっては課税対象の場合があるとのこと。
「役所できけばはっきりわかる」と言われ、とりあえず役所に行くことになりました。
ちなみに、念のため持っていったハンコは、最後まで出番なし。
近ごろの書類は、本人が直筆でサインすれば、いちいち隣に印鑑を押す必要はないみたいです。
まずは役所へGO!
非課税証明書を取りに、まずは役所へ。
もしかして僕も課税対象だったのか?と思いましたが、普通に非課税でした(笑)
そもそも、令和3年1月に発行される証明書は、令和2年の課税状況を記載したもので、その基準になっているのは令和1年の収入。
僕は2年前は全く働いていなかったので、課税対象なわけがありませんでした。
タイムラグがあり過ぎて、なんだかよくわからない仕組みですね……。
非課税証明書の発行には、手数料として1通300円かかりました。
地味に痛い出費ですが、受給者証で免除される医療費に比べればわずかな金額。
きちんと支払って書類を揃え、いよいよ保健センターへ向かいました。
書類が揃えば手続きはスムーズ
タイミングが良かったのか、受給者証の手続きを行う窓口はガラガラ。
用件を伝えると、すぐに申請用の書類を持ってきてくれました。
最初、係の人がやけにソワソワしていたのですが、非課税証明書を見せると安堵の表情。
どうやら、証明書を忘れて回れ右になるケースが少なからずあるようです。
事前に電話でいるものを確かめておいて正解でした。
窓口では、指示されるままに、用紙に必要事項を入力。途中で保険証や受給者証のコピーを取られました。
一通り書き終えると、係の人が受給者証の古い情報に二重線を引き、訂正印を。
そこに、新しく加入した保険の情報を書き込んで、手続き完了となりました。
なお、加入保険の変更によって自己負担の上限が変わる場合は、後で役所から新規の受給者証が送られてくるそうです。
僕はたぶんこのままの金額ですが、もっと安くなってくれたらうれしいなあ……。
さいごに
僕がクローン病の治療に使っている薬は超高額で、毎回病院の領収書を見るたびにビビります。
もし普通の3割負担だったらと思うと恐ろしい……。
何かと手続きは面倒ですが、受給者証の存在には感謝です。