AmazonのKindle Unlimitedでは、たくさんの英語教材が読み放題の対象になっています。
文法、単語、リスニング、TOEIC対策など、どんな分野の本も探せば必ず見つかり、英語の勉強には困りません。
しかし、電子版の英語教材は、紙の本とは仕様が異なりちょっと不便。
いざダウンロードしてみると、固定レイアウトで文字が見づらかったり、ページの移動が面倒だったりと、残念な書籍が多いのも事実です。
そこでこの記事では、僕が実際にKindle Unlimitedで利用した英語教材の中で、Kindleでも快適に使えたものをご紹介。
日々の英語学習の参考にどうぞ!
※注意
Kindle Unlimitedの対象作品は変更される可能性があります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
Kindle Unlimitedおすすめ英語教材
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文
日本人が引っかかりやすい和訳問題を集め、どこから意味を考えていくか、着目すべきポイントを解説した一冊です。
単なる「難問」ではなく、洋書や英語ニュースでは出てくるのにTOEICなどのテストでは取り上げられない、隠れた「良問」がそろっています。
多少英語に自信がある人でも頭を悩ませること間違いなし。
僕は撃沈したので、みなさんにもぜひこの屈辱を味わってほしいです(笑)
ちなみに、同じ著者の『越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文』もKindle Unlimitedで読めますが、こちらは訳すときの日本語の使い方に焦点を当てた本で、読解に特化した「誤訳する英文」とは主旨が異なります。
「誤訳する英文」の続編に相当するのは、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編』の方。
2冊の内容を組み合わせて勉強しやすく再編集した『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文【決定版】』という本も出されています。
普段英文を読んでいてなんとなくしっくりこない人は、いろんなパターンの和訳に挑戦して自分の理解が正しいのか確かめてみてください。
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文【決定版】 Kindle版
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3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる
英語の冠詞をマスターするための問題集。
無冠詞、a/an、theの使い分けを問う問題が192問載っています。
3つ問題を解くごとに次のページに答えと解説が載っているという構成で、答え合わせの度にページを行ったり来たりする必要がなく、とてもスムーズに取り組めました。
答えが巻末や別冊にまとめて書かれていると、紙の本では問題なくても、電子版では非常に使いづらいので、ここは重要なポイントですね。
なお、タイトルにある冠詞の「3つの基本ルール+α」は、冒頭ではなく、問題の後ろに掲載されています。
僕はすべての問題を解き終えるまで「ルール」の存在に全く気づきませんでした(泣)
まあ、問題にはそれぞれ丁寧な解説が付いていて、学習に支障はなかったのですが……。
もしこれから取り組むのなら、一通りルールを把握してから問題に進むことをおすすめします。
究極の英語リスニング(アルク)
さまざまなシチュエーションの英文を聞いてリスニングの練習ができる、アルクの定番リスニング教材。
使用されている語彙に応じてVol.1からVol.4までありますが、どの巻を選んでも、初心者向けから上級者向けまで、幅広いレベルの問題が収録されています。
Kindle Unlimitedでは、定期的に読み放題になったり、対象から外れたりの繰り返し。たまにシリーズの一部だけが読み放題になっている場合もあります。
一度確認したときにKindle Unlimitedの対象外でも、しばらくすると復活する可能性があるので、1か月くらい時間を置いてからまたチェックしてみるといいでしょう。
この教材に関しては、下記の記事に詳しいレビューを書いています。よかったら参考にしてください。
さいごに
Kindle Unlimitedを利用し始めてから、英語学習に使うお金を大幅に節約できました。
月額980円で普通の本だけでなく、洋書や英語の問題集まで読み放題なのはありがたいですね。
このままAmazonさんが料金を値上げしないことを祈ります。