新聞コラムを手本にしてブログを書く

僕は、新聞のコラムを読むのが好きだ。天声人語や春秋みたいな1面のやつではなくて、中ほどのページに掲載されている、主に作家さんや記者さんが書いている方である。

メインのニュースから少し外れたテーマ選び。実体験をもとに紡がれる考察。基本的には役に立たないし、時として客観性に欠ける場合もあるが、コンパクトな文章に書き手の人となりがにじみ出ている。僕は最近、この新聞コラムこそが、自分のブログの目指すべき姿だと思っている。

とくに新聞コラムから見習いたいのは、話の終わらせ方だ。僕は普段の雑談でも話を切り上げるのが苦手で、違和感のないスムーズなクロージングに憧れる。うまい落ちはつけられなくても、けりはつけたい。どうやって論をまとめるか。それがいい文章の肝だと考えている。

新聞コラムは、字数としては大体600~800字。ブログ記事にしてはちょっと短い気もするけれど、習慣的に書くならこれくらいの方が、書き手にとっても読む側にとっても負担が少ない。スマホでの読み書きを想定すればなおさらだ。頭に浮かんだことをさらさらっと原稿用紙2、3枚の文章にして書き出す。そんな風に日々ブログを更新できたら幸せに違いない。


コラムスタイルのブログは、情報量的にGoogleから評価されにくいだろうから、検索流入は見込めない。でも、それでいい。ブログで稼ごうなんて、とっくの昔に諦めた。

新聞コラムは大勢には読まれなくても、継続的に目を通している人は少なからず存在する。そんなブログを僕は作っていきたい。


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