英語力より、まず日本語での書く力

ずっと英語の勉強ばかりしていると、自分の日本語が大丈夫なのか心配になってくる。そこで、できるだけ頻繁に日本語で文章を書くことにした。最近ブログにどうでもいい記事をたくさん上げているのはそのせいである。

今までもブログを書くには書いてきたが、あまり文章力を鍛える練習にはなっていなかった。誰にでも伝わるわかりやすい記事を意識していたため、自然と使う語彙に制限をかけてしまっていたらしい。

改めて好き勝手文章を書こうとすると、頭の中のイメージにぴったりくる言葉が見つからない。見慣れているはずの単語でも、調べないと正しい意味がわからなかったり、意味を誤解していたりする。やはり幅広い表現を自在に操れるようになるには、エッセイや小説など、もっと自由にいろんな種類の文章を書く必要があるのだろう。とりあえず、ただ漫然とブログを書いたり、本を読んだりするだけでは、いくら量をこなしてもダメだということははっきりした。


目指すは日本語での4技能制覇

自分の日本語運用能力の低さに気づくと、背伸びして英語でブログを書こうとしていたのが恥ずかしくなる。母国語も満足に使いこなせないのに、かっこつけて外国語に手を出すのか、と。

そもそも英語は日常生活で使わないし、外国人の知り合いもいないから、「書く」「話す」能力を実用レベルまで高めるのは難しい。独学で極めるとすれば、「読む」「聞く」の2技能が限度。もし4技能すべてを制覇できる言語があるとするなら、それは母国語である日本語をおいて他には存在しないだろう。そして、ネイティブだからといって言語スキルは自動的には身につかないから、日本語でも4技能それぞれを意識的に訓練する必要がある。

僕の場合、「話す」「聞く」は職場でみっちり鍛えられている。「読む」は日頃の読書でクリア(のはず)。となると、あとはひたすら「書く」だけだ。

本当は基本的な文章の書き方くらい学校で習得したかったが、今さら嘆いてもしょうがない。大人になった僕には、ブログやメモアプリなど、子ども時代にはなかったたくさんの武器がある。少し前から学び始めた絵と同様、文章も試行錯誤して、一歩一歩地道にレベルアップしていきたい。


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