【洋書】Adam Grant著『Think Again』を読んだ感想。惰性に逃げずに考え直す。

Adam Grantさんの『Think Again』を読んだ。

タイトル通り「考え直す」ことの大切さを説いた本。うなずく指摘が何箇所もあった。


僕たちはつい過去の自分を信用しすぎてしまう。何気なく始めた習慣から抜け出せなかったり、小耳に挟んだ出所不明の情報にいつまでも振り回されたり。特に熟考したわけでも徹底的にリサーチしたわけでもないことに固執するのはなぜだろう?

まあ、惰性か……。そのくせ続けたいものほどすぐ挫折するのが、人間の悲しい性である。

考えや方針を変えることは別に悪いことではない。本書の中で、proveとimproveをかけて、自分をproveすることよりimproveすることが大切と述べられていたのが印象に残った。(英語だと日本語と違って韻を踏んでもくだらないと感じにくいのは不思議)

僕は今、以下のような点を改めて考え直している。

・ブログを続けるべきか?
・間食を取るべきか?(今は避けている)
・英語学習と絵にそれぞれどれくらい時間を割くべきか?
・ジャンプから卒業すべきか?
・別の仕事を探すべきか?

こうして書き並べてみると、「続けるか否か」の問題ばかり。サンクコストバイアスを始め、いろいろなバイアスにとらわれず、冷静に「やめる」選択肢を持つようにしておきたい。


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