【短歌日記】新聞紙みたいにあっさりびりびりと夢の破ける音は爽快

新聞紙みたいにあっさりびりびりと
夢の破ける音は爽快


Audible(オーディブル)で中山七里さんの『超合理的!ミステリーの書き方』を聴いた。著者流の執筆スタイルや仕事との向き合い方が砕けた口調で語られていて面白かった。

ただ、中山さんの物書きとしてのスペックは常人離れしていて、とても真似できそうにはない。少なくとも僕は、仮にいくつか小説が書けたとしても、職業としての「作家」には絶対なれないだろうなと感じた。子ども時代からの「小説家になりたい」というおぼろげな夢(妄想)から完全に醒め、なんだか視界が晴れたようにすっきりした。