【経験談】僕がステロイド(プレドニン)を飲んで、実際に起こった副作用まとめ。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)副作用


こんにちは、はしもりです。

僕はこれまでクローン病の炎症がひどくなったとき、たびたびプレドニン(ステロイド、副腎皮質ホルモン)を服用してきました。

効果は抜群で、いつもピンチを救ってくれます。


ただ、やはり気になるのが副作用。ステロイドを飲むと、毎回きまって症状が出るんですよね。

今回は、僕が実際に経験した副作用について書きました。

ステロイドを処方されたけど、病院の先生の説明だけでは不安、という人の参考になれば幸いです。


ムーンフェイス

服用する量が多いと起こるのが、ムーンフェイス。頬が不自然にふっくらしてきます。

ステロイドの副作用としては有名なので、知っている人も多いのではないでしょうか?


生活に支障があるわけではありませんが、見た目が変化するのはやっぱり気になりますね。

自分では意識していなかったのに、周りから指摘されて傷つくこともしばしば……


僕の場合は、プレドニン4~6錠(20~30mg)のときに頬が膨らみ、薬の量が減ると元に戻ります

ずっとそのままではないので、逆に変化を楽しむくらいがちょうどいいですね。


不眠

ステロイドを飲むと、僕は必ず不眠になります

服用を始めてから、大体いつも、
クローン病の痛みがなくなりよく眠れる

ステロイドの副作用で眠れなくなる

薬を減量するにつれて不眠解消
という流れ。


夜、布団に入ってからも目が覚めたままなので、時間が経つのが遅く感じてつらいです。

個人的には、ステロイドの副作用で一番嫌い。

午前中に飲めば大丈夫という話もありますが、正直違いは感じませんね。


気分高揚

ステロイドはホルモンの一種なだけあって、気分への影響も大きいです。

僕の場合、気持ちが異常に前向きになって、何でもできるような感覚になります


「ハイになる」というやつですね。鬱の反対の躁状態に近いのかもしれません。

しばらくしてから、「なぜあんな風に考えていたのだろう?」と不思議に思うこともよくあります。


ちなみに、人によっては真逆に作用することもあるそうです。

もし気分が落ち込んでも、それは薬のせいだと理解しておきましょう!


食欲増進(過食)

初めてステロイドを飲んだときにびっくりしたのが、食欲が急に増したこと。

常に何かを食べたくてたまらなくなりました

ステロイドを使うときは、クローン病で腸の調子が悪いときなので、食べ過ぎて悪化させないように必死でこらえます。

クローン病患者としては、食欲をどうコントロールするかは永遠のテーマですね。


さいごに

今回はステロイドの副作用について書きましたが、症状が出たからといって自己判断で中止するのは危険です。

困ったときは必ず先生に相談するようにしてください。

頼り過ぎず、怖がり過ぎず、適度な距離感をもって薬と付き合っていきましょう!