【感動】森美智代『食べない生き方』のレビュー。「食べる」と「生きる」、あなたはどっちを選ぶ?

感想・レビュー_食べない生き方_森美智代『食べない生き方』の書評。「食べる」と「生きる」、あなたはどっちを選ぶ?


久しぶりに、森美智代さんの『食べない生き方』を読み返しました。

1日に1杯の青汁だけで生活する著者の考え方や、そうなるまでの経緯がつづられた本です。

もう何度も読んでいますが、森さんの言葉には毎回はっとさせられますね。

せっかくなので、ブログにも感想を書いておきます。


感想・レビュー

生命の神秘

やっぱり驚きなのが、青汁1杯で普通に生活していること。

カロリーは絶対に不足しているはずなのに、むしろふくよかな体型をされているのも不思議です。

鍼灸師として、体を使った仕事もしていますし……


ただ、僕は大学時代に細胞の研究をしていたのですが、生き物ってまだ科学的にわかっていないことが多いんですよね。

もしかしたら、宇宙が目に見えない暗黒物質で満たされているように、人間にも観測が難しいエネルギー源があるのかもしれません。

そう考えるとなんだかわくわくしますね。まさに生命の神秘です。

簡単には真似できない

森さんが青汁だけの生活に至るまでの道のりは、なかなか壮絶です。

そもそものきっかけは、自身の難病(脊髄小脳変性症)を治すため。

最初は短期間の断食から始めて、そこから長い月日を経て、現在のスタイルになったそうです。


単に青汁が好きだから、じゃないんですよ!

体質が変わるのにも時間が必要ですからね。


食べなくても健康に暮らせるなら挑戦してみたい気もしますが、さすがに5年以上かかると思うと……

ちょっと遠慮しておきます。

食べる楽しみより、生きる愉しみ

『食べない生き方』の最初のページには、森さんのこんな言葉が載っています。

私は一日青汁一杯の食事になって食べる楽しみは失ったけれどその代わり生きる愉しみを得ました

いやー、「生きる愉しみ」って素敵ですよね。

僕は持病のクローン病が悪化すると、食事が制限されるときがあるのですが、いつもこの言葉を思い出して励まされています。

みなさんも食べ過ぎそうになったら、「食べる」と「生きる」のどちらが大切か考えてみてください。


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こんな人に読んでほしい

『食べない生き方』は、ダイエット中で食事を我慢している人におすすめです。

森さんの教えは、自分の食生活を見直す、いいきっかけになりますよ。

最近流行りの「マインドフルネスダイエット」も考え方は近いかもしれませんね。
ちなみに、この記事を書いている時点(2019年2月)では、AmazonのKindle Unlimitedで読み放題になっていました。

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こっちもおすすめ!

『食べない生き方』では、腸内細菌についても書かれていましたが、正直なところ、説明がもの足りないですよね?

そう感じた人は、ぜひ『腸科学』を読んでみてください。

腸内細菌の性質や種類、体への影響などが、科学的な視点からわかりやすく解説されていて、きっと疑問が解消されるはず!


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さいごに

僕は定期的に本棚を整理していますが、『食べない生き方』はずいぶん長く残り続けています。

まあ、お守りみたいなものですね。

今回ブログにレビューを書いて、とてもすっきりしました。

ブログに読んだ本を記録していくのは楽しいなあ。


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