ラインナップが豊富すぎて迷ってしまう、Audible(オーディブル)の洋書。
Amazonはベストセラーばかりおすすめしてきますが、やはり人気なだけあって、当たりの作品が多いです。
今回はその中から、僕が実際に聴いてよかった洋書を3つ紹介します。
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Audibleおすすめ洋書
①:Becoming
幼少期からホワイトハウスでの生活まで、素直な言葉で語られています。
あまり表に出てこないミシェル夫人の内面がわかるのはもちろん、バラク・オバマ氏が大統領になる以前の様子は、聴いていて楽しかったです。
若ければ当たり前のこととはいえ、なんだかとても初々しい……
また、朗読しているのは、ミシェル夫人本人。
落ち着いた低めの声には、意志の強さを感じました。
著者自身が声を担当していると、説得力が違いますね。
②:The Four
それぞれの戦略の違いや成長の秘密を、事業内容とともに詳しく解説しています。
どの企業も壮大なビジョンを掲げていて、他を圧倒する理由がよくわかりました。
マイクロソフトやウーバー、中国のアリババなど、ほかのIT企業についても触れられていて、業界の動きがつかめます。
個人的にわくわくしたのは、アマゾンの空飛ぶ倉庫。
いつか日本にも来るのかな?
ちなみに、お金関係の大きな数字がたくさん出てきて、英語からとっさに金額をイメージするのが大変でした。
まあ、いいトレーニングにはなりますよ(笑)
③:Sapiens
僕たち「ホモ・サピエンス」が繁栄した理由や、人類が目指すべき方向性について、歴史や生物学の観点から考察した本です。著者独自の考えではあるものの、今の世界を支配しているのがなぜ他の種ではなく人類なのか、筋の通った答えが出されていて、目から鱗の内容。
人間の特性が歴史的な事象と結び付けられていくのは、パズルのピースがはまっていくような爽快感がありました。
ちなみに、日本語訳の『サピエンス全史』は上・下の2冊に分かれていますが、英語版の原書は1冊。
Audibleのコイン1枚ですべて聴けるので、日本語版よりもお得です。
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さいごに
普通の本で洋書を一冊読み切るのは結構大変ですが、Audibleなら気楽に最後まで聴き通せます。一度に少しずつでも、音声を流せば自動的に先に進めますからね。
ぜひいろいろ聴いて、自分のお気に入りの作品を探してみてください。