以前の記事で書いたように、僕は毎日1ページずつポケット英英辞典を読んでいます。
ただ、辞書に目を通していくのはそれだけでも勉強になるのですが、学習の跡が残らないのが寂しいところ。
というわけで、気になった単語や語句をブログにまとめていくことにしました。
今回は、agoraphobia ~ ambidextrousまでの5つ。
あなたはいくつ知っている?
※英語での定義は「ロングマンハンディー英英辞典 米語版」からの引用です。
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agoraphobia(広場恐怖症)
agoraphobiaの定義は"fear of open spaces"で、日本語に訳すと「広場恐怖症」。狭いところが苦手な閉所恐怖症(claustrophobia)の逆バージョンです。
-phobiaは「~恐怖症、~嫌い」を表す連結形で、ほかに次のような例があります。
・acrophobia(高所恐怖症)
・Anglophobia(英国嫌い)
・anthrophobia(対人恐怖症)
また、水を恐れるhydrophobiaには、狂犬病という意味もあります。(狂犬病にかかった犬が水を嫌がるため)
洋書を読んでいると、たまにphobiaを使った造語がでてくるので、覚えておくとよさそうです。
さすがに広場恐怖症は見たことないけど……
a.k.a.(またの名を)
a.k.a.は"also known as"の略で、日本語だと「別名、またの名を」という意味になります。発音しない「k」がイニシャルとして使われている厄介なパターンです。
他にわかりにくい略語が、"i.e."というやつ。
こちらはラテン語の"id est"(英語だとthat is)の略で、意味は「つまり」です。
allow for(~を考慮に入れる)
allow forの意味は「~を考慮に入れる」。使い方はこんな感じです。
His writing is not so bad allowing for his youth.
(若さを考慮すれば、彼の文章はそんなに悪くない)
はい、僕のことですね(笑)
次の例のように、何らかのリスクに備える場合にも使われます。
You must allow for changes of weather to climb mountains safely.
(山を安全に上るためには天候の変化を考慮に入れる必要がある)
allowの名詞形を使って"make allowance for"としても同じ意味になります。
in the altogether(全裸で)
in the altogetherはnudeと同じく「全裸で」という意味の口語表現。nudeだと生々しいですが、altogetherを使うとなんだかサッパリした響きになりますね。
こういう婉曲的な言い方を覚えておくと、恥ずかしい言葉を直接口に出さなくて済みます。
When I came home, he was sleeping in the altogether.
(私が帰宅したとき、彼は全裸で眠っていた)
ambidextrous(両利きの)
ambidextrousの英語での定義は"able to use both hands equally well"で、日本語だと「両手利きの」(形容詞)。ambi-は「両方」を表す接頭語。dextrousは「器用な」という意味の形容詞なので、くっつけると「両利き」になるわけです。
使い方はこんな感じ。
He is an ambidextrous basketball player.
(彼は両利きのバスケットボール選手だ)
ちなみに、右利きと左利きを表す形容詞はそれぞれ以下の通り。
right-handed(右利きの)
left-handed(左利きの)
左利きは珍しいためか、他にもleftyやsouthpawなどの言い方があります。
さいごに
関連語を調べたり、例文を作ったりする作業には、想像以上に頭を使いました。大変な分、いい勉強になりそうです。
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