本で英語のリスニング!Audible(オーディブル)で聴き放題のおすすめ洋書まとめ。

本で英語のリスニング!Audible(オーディブル)で聴き放題のおすすめ洋書まとめ。


AmazonのAudible(オーディブル)では、日本語の本だけでなく、洋書もたくさん聴き放題の対象になっています。

オーディオブックで英語のリスニングをするのは若干ハードルが高いですが、本の朗読を耳で聴くのは、ニュースやポッドキャストを聴くのとは違う楽しさがあります。


今回の記事では、Audibleで聴き放題の洋書の中から、おすすめの作品をご紹介。

英語の本を聴く心地よさを、ぜひ味わってみてください。


※補足
Audibleの聴き放題対象作品は変更される可能性があります。最新の情報はアプリまたは公式サイトでご確認ください。

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Audibleのおすすめ洋書

The Little Prince

Antoine de Saint-Exupéry (著), Richard Gere (ナレーション), Coffragants (出版社)

年齢問わずおすすめなのが、サン=テグジュペリの『星の王子さま』の英語版、『The Little Prince』。

再生時間44分の短いオーディオブックで、Audibleで聴く洋書の一冊目としてはちょうどいいと思います。

朗読は地の文と王子さま役で声の担当が別々になっており、どちらも作品の雰囲気にぴったり。

純粋無垢な王子さまのセリフに対し、優しく包み込むような深みのあるナレーションがたまりません。

原著はフランス語なので、あくまで英語の「訳」にはなりますが、細かいことは気にする必要ないでしょう。


ちなみに、僕はサン=テグジュペリの小説の中では『夜間飛行』がお気に入り。

こちらは残念ながら日本語訳も英語訳もAudible版が出ていないようですが、普通の本でいいのでとにかく読んでほしいです。


関連記事:サン=テグジュペリ『夜間飛行』を読んだ感想。危険な空の旅を美しく描いた文章にうっとり。

My Father's Dragon

Chris Andrew Ciulla (ナレーション), Ruth Stiles Gannett (著), Dreamscape Media, LLC (出版社)

島にとらわれたりゅうの子を助けるため、主人公のエルマーが旅に出るお話。

行く手を阻む猛獣たちを身近なアイテムを駆使して乗り越えていく展開が見どころです。

日本語訳タイトルは『エルマーの冒険』で、僕は小学生のとき発表会で劇をやりました。(演じた役は「ナレーター2」)

表紙の絵を見ただけでめちゃくちゃ懐かしかったのですが、みなさんにとってはどうでしょう?

改めて振り返ると、子どものころ読んだ絵本や児童書には外国語原作の作品が意外と多くて驚きますね。

Convenience Store Woman

Sayaka Murata (著), Ginny Tapley Takemori - translator (著), Nancy Wu (ナレーション), Blackstone Audio, Inc. (出版社)

芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの『コンビニ人間』の英語訳です。

原作は、コンビニの仕事に適性を見出した女性が、社会に対する違和感を抱えながらも生き方を模索するストーリー。

周囲とずれた主人公の独特な感性が、英語訳でもうまく表現されています。

文学作品にしてはナレーションの英語の発音がはっきりしていて、リスニングもしやすいです。


日本語原作のAudible版では、芸人の大久保佳代子さんがナレーションを担当しており、なかなかのはまり役。

まずは日本語でストーリーを把握してから英語版へ、という流れで聴くのも面白いと思います。

Project Hail Mary

Andy Weir (著), Ray Porter (ナレーション), Audible Studios (出版社)

SF好きの人におすすめなのが、Andy Weirの『Project Hail Mary』。

宇宙を舞台にしたど直球のSF小説で、徐々に明らかになる未知の現象の正体や困難に対処する主人公の頑張りが読んで(聴いて)いてとても楽しいです。

主人公は地球の危機を救えるのか?無事に帰還できるのか?

壮大なスケールの話ですが、最後にはちゃんと納得のいく結末が待っています。


僕はこの小説を最初ペーパーバック(奇跡的に図書館で発見)で読んだのですが、オーディオブックでどう表現されているのか非常に気になる部分(読んだらたぶんわかるはず)があり、Audible版も聴きました。

毎年ブログに書いている本のランキングで1位に選んだほど圧倒された作品です。


関連記事:【発表】第4回本棚大賞。2022年読んでよかった本ランキングトップ5。


さいごに

昔は洋書のオーディオブックといえば高くて手が出ないイメージでしたが、Audibleのおかげてぐっと身近な存在になりました。

英語力に不安があっても、気兼ねなく試せるのが、聴き放題のいいところ。

娯楽としても、リスニング教材としても、オーディオブックをどんどん活用していきましょう!


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