ウォーターサーバーはいらない

久しぶりにスマホに着信があった。相手は某カード会社の担当者。キャンペーンにでも当たったのかとちょっとだけ期待したが、ウォーターサーバーの宣伝だった。どうやらカード会社がウォーターサーバーのメーカーと提携しており、登録された会員情報をもとに電話をかけてきたらしい。「お電話口は〇〇様でお間違いないですか?」と名字を呼ばれドキッとした。個人情報はたとえ「漏洩」しなくとも、思わぬ形で「提供」されている。

しょうがないから少しだけ話を聞くと、今だけサーバーの設置費用と1ヶ月分の水代が無料になるとのこと。広告でよく見る宣伝文句そのままだなと思った。

「実家暮らしなので僕に決定権がなくて……」と断ろうとすると、何を勘違いしたのか、「一人暮らしでも利用されてる方はたくさんいますよ」と返答。最終的に「うちはウォーターサーバーは絶対置かないので」とやや強引な意思表示をして契約を諦めてもらった。

電話が終わってしばらくしてから、ふと思った。

一人暮らしでも使っている人が多い?本当に?

僕の場合、ウォーターサーバーはマイナス面が目に付きすぎて、とても導入しようという気持ちになれない。温度調節にかかる電気代、配送された水を受け取る手間、サーバーを設置するスペースの確保などなど、ウォーターサーバーを利用するにあたっては、水代やサーバーのレンタル代以外にも細かいコストやリスクがいろいろ発生する。

そもそも、営業電話をかけてくるような会社の水を安心して飲めるだろうか?それなりに厳しいチェック項目をクリアしている水道水の方がまだ信頼できるし、地域住民の大多数が利用しているから、何かトラブルが起こったとしてもすぐ異変に気づける。個人的には、水道水と浄水器の組み合わせが飲み水の最適解だと思っている。

普通のブログならここでウォーターサーバーのメリットにも触れてアフィリエイトにつなげるのかもしれないが、この記事はただの日記なのでやめておく。ウォーターサーバーのアピールをするのは、メーカーとカード会社に任せておこう。


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