健康だからこそできるラジオ体操

IBDで体力がガタ落ちしてから、ラジオ体操を3日くらい連続で行うと、体調を崩してしまいます。体に力が入らなくなったり、おなかの調子が悪化したり。昔のように寝れば翌日すぐ元気というわけにはいきません。ラジオ体操は、やると凝り固まった体がほぐれて気持ちいいので、日を空けないとできないのは残念。公園で毎朝体操をしているおじちゃんおばちゃんたちは、実はすごいんだなと痛感します。

ラジオ体操に限らず、テレビなどでよく見る「○○をしているから健康」という言説は、実際のところ「健康だから○○できている」というパターンが多いのではないかと思います。例えば、肉を食べる高齢者は長生きとかも、元から健康で食事に耐えうる消化力があってこその話です。

また、もし本当に「○○」が健康の秘訣であったとしても、それは健康な人が健康を保つ方法であって、不健康な人が健康になるための手段として適切とは限りません。とくに僕のようなクローン病患者は、食事でも運動でも、健康な人が実践する健康法をそのまま真似するとかえって健康を害する可能性があるので注意しないといけません。

僕の場合、まずは以下の3つを毎日継続できるようになるのが目標です。

①起床時のヨガ(5分くらい)
②夕方のラジオ体操
③6000歩以上歩く

今は様子を見ながら少しずつ頻度を増やしている状況。健康を維持するための健康法を健康的に続けられるくらい健康になれるように、無理のない範囲で頑張りたいと思います。


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