シャツは着すぎると最初に襟が擦り切れる

昨日、母からシャツの襟が擦り切れていると指摘された。見てみると、首の後ろの襟が折れ曲がる部分が、ごまかしがきかないくらい、しっかりと破れていた。おそらく長期間の着用による経年劣化。職場の人々に見られていたらと、急に恥ずかしくなった。

もしやと思って他のシャツも確かめてみた。すると案の定、同じ時期に購入したシャツ2着も、同じく襟が擦り切れていた。どれも全く同じ破れ方をしていて、シャツはこうやって寿命を迎えるのだなとしみじみ思った。

僕には定期的に服を買い替えるという発想がなく、特に異常がない限り、一度買った服をいつまでも着回し続けてしまう。今回破れたシャツも5年くらい前から着ているもので、仕事用のユニフォームみたいになっていた。

なかなか服を買い替えないのは、今の服がもったいないというより、新しい服を買うのが面倒くさいから。お金を使いたくないのは大前提だけれど、何より服を「選ぶ」行為をしんどく感じる。おしゃれになんて興味ないのに、毎回「この色は悪目立ちするんじゃないか?」「自分が着るには不自然じゃないか?」などと迷ってものすごく時間がかかる。大きなチェーン店でも、数年立つと扱う商品のデザインが変わってしまうのが残念でならない。

今回破れていたシャツは当然処分しなければならないけど、丸めてごみ袋に入れて捨てるのはなんだが気が引ける。かといって有効活用の方法も思いつかず、とりあえずクローゼットにしまったまま。服って重たい存在だなあ……。


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