第3回は「う」の「運動」について。
「運動」について
「運動は体に良い」と、昔は一途に信じていた。今も基本的な考えは変わらないが、大事なのは「いかに運動するか」より「いかに運動をし過ぎないか」だと思っている。運動によって得られる健康効果を上回るくらい、やり過ぎて体調を崩すリスクは大きい。というのは、度重なるIBD(炎症性腸疾患)の悪化と入退院の繰り返しによって筋力や回復力がガタガタに落ちた人間の実感である。
おそらく僕の場合、プレドニン(ステロイド剤)を多用したこともあって、炎症を抑える力が極端に弱くなっているのだと思う。筋肉痛も炎症の一種なので、度が過ぎると全体としての許容量を越えてしまい、普段起きている小さな炎症が燃え広がって体調が悪化するのだろう。しかし、だからといって逆に運動しなさすぎると筋肉がどんどん落ちていく。したがって、炎症の閾値を見極めて適度に体を動かさなければならない。そうやって探り探りたどり着いた、現時点での僕の運動習慣を以下に記してみよう。
おそらく僕の場合、プレドニン(ステロイド剤)を多用したこともあって、炎症を抑える力が極端に弱くなっているのだと思う。筋肉痛も炎症の一種なので、度が過ぎると全体としての許容量を越えてしまい、普段起きている小さな炎症が燃え広がって体調が悪化するのだろう。しかし、だからといって逆に運動しなさすぎると筋肉がどんどん落ちていく。したがって、炎症の閾値を見極めて適度に体を動かさなければならない。そうやって探り探りたどり着いた、現時点での僕の運動習慣を以下に記してみよう。
まずは歩行について。世間的には1日に8000〜1万歩くらいが目安とされているようだが、そこまでいくと歩きすぎ。僕の場合、休日は1日に4000〜6000歩、通勤で往復1時間自転車を漕がなければならない仕事の日は2000〜4000歩くらいがちょうどいい。
歩数の計測に使っているのはスマホに最初から入っていた「からだメイト」というシンプルなアプリ。本当は散歩が大好きなので、今後少しずつ歩ける歩数を増やしていけたらと思っている。
歩くこと以外には、次の3つをローテーションで行っている。(②と③はそれぞれ下に貼った動画を流しながら)
①ラジオ体操
②ヨガ(B-Flowの動画)
③世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動(なかやまきんにくんの動画)
■朝ヨガで脳と体スッキリ! 1日10分で体は劇的に変わる☆ #247
■【自宅で筋トレ】世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動で全身10種目の10分間
それぞれを週に1回か2回ずつ。2日続けて同じ運動はしないようにしている。疲れている日は何もしない。
ヨガはまだまだ伸びしろがありそうなくらい体が硬く、動画のようにきれいなポーズを取るのは難しい。また、集合住宅に住んでいるため、ラジオ体操ではジャンプするところはスキップしている。
3つそれぞれ動かす部位が違うが、どれも体の緊張がほぐれて心地よい。特に「世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動」に関しては、定期的に行うようになってから、病院の採血で失敗されることが格段に減った。腕を重点的に動かすことで、血行が良くなったのかもしれない。この調子でクローン病が治ってくれたらなおうれしい。
ここまで書いてきた他にも、筋トレやランニングなど試してみたことはたくさんある。しかし、体への負担が重すぎるのか、継続して行うと風邪を引いたり、おなかの調子が悪くなったりしてしまう。事前に筋肉痛などの予兆があれば無理を防げるのだけど、痛みが発生するのは決まって体調を崩した後。そこでようやく「ああ、やり過ぎてたんだな……」と実感することになる。「痛みはシグナル」というには反応が鈍すぎて、運動した翌日には筋肉痛が襲ってきた若かりし日々が懐かしい。
ここまで書いてきた他にも、筋トレやランニングなど試してみたことはたくさんある。しかし、体への負担が重すぎるのか、継続して行うと風邪を引いたり、おなかの調子が悪くなったりしてしまう。事前に筋肉痛などの予兆があれば無理を防げるのだけど、痛みが発生するのは決まって体調を崩した後。そこでようやく「ああ、やり過ぎてたんだな……」と実感することになる。「痛みはシグナル」というには反応が鈍すぎて、運動した翌日には筋肉痛が襲ってきた若かりし日々が懐かしい。
学生時代、僕はどちらかといえば運動が「できる」側の人間だったと思う。虚弱状態に陥って初めて、運動をしたくても「できない」側の気持ちがわかるようになった。この先どこまで「できる」体に戻せるのか。ほしいのは答えというより、確かな手応え。
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