かれこれ2年以上使い続けている、AmazonのAudible(オーディブル)。
最近になって、突然サービス内容がリニューアルされました。
これで少しは、会員になるメリットが増えたかな?
選べないけどもう一冊
これまでのAudibleのサービスの基本は、月額1500円で好きな本と交換できるコインが毎月1枚もらえるというものでした。
今回のリニューアルでは、そこに新たにもう一冊無料のオーディオブックがプラス。
Audibleが指定した作品を、毎月1タイトルずつ追加料金なしでダウンロードできるようになりました。
初回は池井戸潤さんの『下町ロケット』。
僕は以前本で読みましたが、無料ならありがたく受け取っておいて損はないでしょう。
個人的に気になるのは、すでにそのオーディオブックを購入済みの人のリアクション。
一度かぶった作品を返品してコインを取り戻してから、無料でダウンロードし直すという手もありますが……。
人によってジャンルの好き嫌いもあるので、せめて3タイトルくらいの中から自由に選択できるといいなと思います。
Audible Stationがポッドキャストに
Audibleには会員限定の聴き放題コンテンツがあります。
以前まで「Audible Station(オーディブルステーション)」という名前だったのですが、今回のリニューアルで「ポッドキャスト」に名称が変更されました。
まあ、中身自体は何も変わっていないんですけどね。
Audible Stationだと何のことだかわかりにくいので、一般の人にもなじみのある名前に変えたのかもしれません。
僕は勝手にAudibleはポッドキャストとの差別化を図ろうと頑張っているのかと思っていたので、あえて自分から寄せてきたのは意外でした。
ちなみに、名前がポッドキャストに変わってから、コンテンツの探しやすさがかなり改善されました。
過去の作品にも簡単にたどり着けるようになって、これからAudibleを始める人にはラッキーですね。
「オーディブル文学チャンネル」など、初期のころに配信されたタイトルにも面白いコンテンツがたくさんあるので、ぜひ聞いてみてほしいです。
さいごに
利用者としてAudibleの変遷を見ていると、サービスを新しく作っていくのは大変なんだなと思います。
今のところ日本ではオーディオブックが定着したとは言えない状況なので、手を加える余地はまだまだありそう。
これからもAmazonさんの企業努力に期待します。