特定医療費(指定難病)受給者証の更新の申請をしてきました。
これまで何度も手続きをして慣れたおかげか、思ったよりスムーズでした。
大腸検査はとりあえず回避
以前の記事で、臨床調査個人票を書いてもらうために大腸検査が必要かもしれないと書きました。
すると、案の定、病院から連絡が……。
書類の受取予定日より1週間ほど前だったので、やはり何かあったに違いない。
覚悟を決めて電話に出ると、事務の女性から、次のように言われました。
「診断書が予定より早くできあがったので、ご都合のいい日に取りに来てください」
や、やったー!
通常、書類ができたかどうかは自分から電話して確認しなければならないのですが、わざわざ病院側から連絡してくれたのです。
数日後、先生が書いてくれた臨床調査個人票を受け取りに病院へ。
パラパラめくってみると、検査所見の部分は、血液検査と食道カメラ(食道・胃・十二指腸病変)の項目だけ記入されていて、小腸病変や大腸病変のところは「未実施」にチェックが入っていました。
これで審査が通るのかちょっぴり心配ですが、とりあえず大腸の内視鏡はしなくて済みました。
所得確認書類は不要
臨床調査個人票を手に入れたので、次は所得確認書類として、役所に課税・非課税証明書を取りに行きました。
しかし、窓口で事情を説明すると、書類は必要ないかもしれないとのこと。
課税対象であれば所得確認書類は省略可能だと、保健センターから通達があったと言われました。
僕は今までずっと住民税非課税だったのでが、調べてもらうと現在は課税対象。案内に従えば、証明書はいりません。
ただ、役所の担当者は、保健センターに直接訊いて確かめた方がいいと言い、僕が自分で電話をかける羽目に……。
僕「ここで電話するんですか?」
担当者「あそこの隅の方なら大丈夫です」
僕「……」
書類をもらった方が早いのになあと思いつつ、しぶしぶスマホで電話すると、保健センターからの回答は、「書類は不要」。
課税証明書の発行手数料の300円は浮きましたが、通話料で100円くらいかかっているはずなので、なんだか釈然としない気分で役所を後にしました。
受給者証3枚持ちで申請へ
保健センターでの申請は、予想以上にあっさり。
申請用紙には自分で必要事項をすべて記入していったので、窓口ではペンを一度も持つことなく手続きが終わりました。
若干時間がかかったのは、係の人が受給者証のコピーを取る作業。
「軽症高額特例」や「高額かつ長期」の認定には、過去12か月分の記録が必要ですが、僕は途中で加入保険の変更があったので、1年間の記録が3枚の受給者証にまたがっていました。
以前は古い受給者証が必要だと知らず取り帰りになったこともありますが、経験を積んで、今回は一発合格。
あとは審査が通って、新しい受給者証が送られてくるのを待つばかりです。
さいごに
特定医療費受給者証の更新は、新しい受給者証が、手持ちの受給者証の期限が切れるギリギリに送られてくるため、毎回肝を冷やします。
僕が治療に使っている薬は高額(3割負担で20万円以上)で、一時的にでも支払いが発生したら地獄。
新型コロナのせいで忙しそうですが、役所の方々、間に合うように頑張ってください!